- ひとことでApple の iPhone などの WebKit で、細工したページを見るとプログラムを実行されるおそれがある弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることiPhone を iOS 16.1.2 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2022-42856 |
|---|---|
| 製品 | Apple iOS |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-12-14 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-01-04 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-843(型の取り違え) |
何が起きた
Apple の製品が Web ページを表示するときに使う WebKit に、データの型を取り違えてしまう弱点(型の取り違え)が見つかりました。細工された Web コンテンツを処理すると、任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行されるおそれがあります。この弱点は実際に悪用されたことが確認されており、Apple は、iOS 15.1 より前に公開された iOS で悪用された可能性があるという報告を把握していると説明しています。攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに悪用できますが、利用者がページを開くなどの操作が必要です。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
iPhone や iPad、Mac の Safari、Apple TV(tvOS)の古いバージョンを使っている人が対象です。修正は Safari 16.2、tvOS 16.2、macOS Ventura 13.1、iOS 15.7.2 と iPadOS 15.7.2、iOS 16.1.2 で行われています。
何をすればいい
iPhone は iOS 16.1.2 以降(古い機種は iOS 15.7.2 以降)、iPad は iPadOS 15.7.2 以降に更新されているか確認してください。Mac は macOS Ventura 13.1 か Safari 16.2 以降、Apple TV は tvOS 16.2 以降にします。あわせて、Apple の公式の案内(セキュリティアップデートの説明)を確認してください。
やることチェックリスト
- iPhone を iOS 16.1.2 以降に更新する
- 古い機種は iOS 15.7.2 以降に更新する
- Mac の Safari を 16.2 以降に更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple iOS Type Confusion Vulnerability
概要
Apple iOS contains a type confusion vulnerability when processing maliciously crafted web content leading to code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る