- ひとことでAdobe の PDF ソフトで、細工したファイルを開くとプログラムを実行される弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることDC版を22.003.20310以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-21608 |
|---|---|
| 製品 | Adobe Acrobat and Reader |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-10-10 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-10-31 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-416(解放済みメモリの使用) |
何が起きた
Adobe の Acrobat と Reader に、使い終わったメモリーを再び使ってしまう(解放後使用)弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。攻撃は対象のパソコン上で行われ、利用者が悪意のあるファイルを開く必要があります。悪用されると、いま使っている利用者の権限で、任意の(攻撃者が選んだ)プログラムを実行される可能性があります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Adobe の APSB23-01 では、Acrobat DC と Acrobat Reader DC の 22.003.20282(Windows)、22.003.20281(Mac)以前と、Acrobat 2020 と Acrobat Reader 2020 の 20.005.30418 以前を使っている人・組織が対象です。
何をすればいい
Adobe の APSB23-01 に従い、Acrobat DC と Acrobat Reader DC は 22.003.20310 以降、Acrobat 2020 と Acrobat Reader 2020 は 20.005.30436 以降に更新してください。メニューの「ヘルプ」から「アップデートの有無をチェック」を選ぶと更新できます。知らない相手から届いたファイルは開かないようにしてください。
やることチェックリスト
- DC版を22.003.20310以降に更新する
- 2020版を20.005.30436以降に更新する
- 知らない相手からのファイルを開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Adobe Acrobat and Reader Use-After-Free Vulnerability
概要
Adobe Acrobat and Reader contains a use-after-free vulnerability that allows for code execution in the context of the current user.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る