- ひとことでD-Link の古いルーター DIR-820 で、外から命令を実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることルーターの型番が DIR-820 か確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-25280 |
|---|---|
| 製品 | D-Link DIR-820 Router |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-09-30 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-10-21 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
D-Link のルーター DIR-820 に、OS コマンドインジェクション(機器に送る命令を外から書き換えられる弱点)が見つかり、実際に悪用が確認されています。ping.ccp に送る ping_addr という値に細工をすると、攻撃者がいちばん強い権限(root)を得られるおそれがあります。NVD の評価では、攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに、利用者の操作なしで攻撃できます。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
D-Link の DIR-820 ルーターを使っている人・組織が対象です。NVD の説明では、ファームウェア DIR820LA1_FW105B03 が影響を受けるとされています。CISA によると、この製品はサポートが終わっています。
何をすればいい
CISA は、この製品はサポートが終わっているため、使用をやめるよう勧めています。D-Link(米国)も、DIR-820L はすべてのハードウェアのリビジョンでサポートが終わっているとして、使用をやめて交換するよう勧めています。DIR-820 を使っている場合は、サポートが続いている別の機器に交換してください。あわせて、D-Link の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- ルーターの型番が DIR-820 か確認する
- DIR-820 の使用を中止する
- サポート中の別の機器に交換する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(supportannouncement.us.dlink.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- 公式の対策の出典(dlink.com)
- 公式の対策の出典(supportannouncement.us.dlink.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
D-Link DIR-820 Router OS Command Injection Vulnerability
概要
D-Link DIR-820 routers contain an OS command injection vulnerability that allows a remote, unauthenticated attacker to escalate privileges to root via a crafted payload with the ping_addr parameter to ping.ccp.
推奨対応
The impacted product is end-of-life (EoL) and/or end-of-service (EoS). Users should discontinue utilization of the product.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る