- ひとことでTP-Link の古い家庭用ルーターで、外から命令を送り込まれるおそれがある弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることルーターの型番とハードウェアのバージョンを確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-33538 |
|---|---|
| 製品 | TP-Link Multiple Routers |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-06-16 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-07-07 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-77(コマンドインジェクション) |
何が起きた
TP-Link の家庭用ルーター TL-WR940N、TL-WR841N、TL-WR740N の /userRpm/WlanNetworkRpm という部分に、コマンドインジェクション(攻撃者の命令を機器に実行させてしまう問題)の弱点が見つかりました。NVD の評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、利用者の操作なしで悪用できるとされています。実際に悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
TL-WR940N の V2 と V4、TL-WR841N の V8 と V10、TL-WR740N の V1 と V2 を使っている人・組織が対象です。CISA は、これらの製品がサポート終了(EoL、EoS)になっている可能性があるとしています。影響を受けるファームウェアのバージョンは、このデータからは不明です。
何をすればいい
CISA は、対象の製品の利用をやめるよう呼びかけています。まず、手元のルーターの型番とハードウェアのバージョン(V2 など)を機器のラベルで確かめてください。対象の製品なら、利用をやめて別の機器に置き換えることを検討し、TP-Link の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- ルーターの型番とハードウェアのバージョンを確かめる
- 対象の製品なら利用をやめる
- サポート中の別の機器に置き換える
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(tp-link.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- 公式の対策の出典(tp-link.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
TP-Link Multiple Routers Command Injection Vulnerability
概要
TP-Link TL-WR940N V2/V4, TL-WR841N V8/V10, and TL-WR740N V1/V2 contain a command injection vulnerability via the component /userRpm/WlanNetworkRpm. The impacted products could be end-of-life (EoL) and/or end-of-service (EoS). Users should discontinue product utilization.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る