• ひとことでASUS のルーター RT-AX55 で、ログイン済みの攻撃者が命令を実行できる弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることルーターのファームウェアの版を確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2023-39780
製品ASUS RT-AX55 Routers
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-06-02
米国政府機関の対応期限2025-06-23
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

ASUS の Wi-Fi ルーター RT-AX55 で、設定画面に送る値を通じて、機器の OS に任意の(攻撃者が好きに選べる)命令を実行させられる弱点が見つかりました。実際の攻撃での悪用が確認されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で悪用できますが、ログイン済みであること(一般利用者程度の権限)が必要です。CISA の一覧には、CVE-2023-41346 として示されたもの、という一文もあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がルーターにログインする → 2. 設定画面に細工した値を送る → 3. ルーターの OS で命令が実行される1攻撃者がルーターにログインする2設定画面に細工した値を送る3ルーターの OS で命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がルーターにログインする → 2. 設定画面に細工した値を送る → 3. ルーターの OS で命令が実行される1攻撃者がルーターにログインする2設定画面に細工した値を送る3ルーターの OS で命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がルーターにログインする → 2. 設定画面に細工した値を送る → 3. ルーターの OS で命令が実行される1攻撃者がルーターにログインする2設定画面に細工した値を送る3ルーターの OS で命令が実行される

誰が影響を受ける

ASUS RT-AX55 を使っている人・組織が対象です。NVD と CVE の記録では、ファームウェア 3.0.0.4.386.51598 が影響を受けるとされています。修正されたバージョンは、このデータからは不明です。

何をすればいい

メーカー(ベンダー)の案内に従って、ファームウェアを更新してください。ASUS のサポートページには、より新しい RT-AX55 のファームウェアが公開されており、3.0.0.4.386.53244 では更新と初期化(ファクトリーリセット)をすすめています。ただし、そのページではこの CVE 番号には触れていません。あわせて、ASUS の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • ルーターのファームウェアの版を確かめる
  • サポートページの最新ファームウェアに更新する
  • 更新後にファクトリーリセットをする

用語メモ

ファームウェア 用語集で見る
ルーターなどの機器の中に入っていて、機器を動かす基本のソフトウェアです。
OS 用語集で見る
機器全体の動きを管理する土台のソフトウェアです。
ファクトリーリセット
機器の設定をすべて消して、買ったときの状態に戻すことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

ASUS RT-AX55 Routers OS Command Injection Vulnerability

概要

ASUS RT-AX55 devices contain an OS command injection vulnerability that could allow a remote, authenticated attacker to execute arbitrary commands. As represented by CVE-2023-41346.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る