- ひとことで医療データをつなぐ Mirth Connect で、ログインなしにサーバーを乗っ取られる弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることMirth Connect のバージョンを調べる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-43208 |
|---|---|
| 製品 | NextGen Healthcare Mirth Connect |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-05-20 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-06-10 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ) |
何が起きた
医療機関などでシステムどうしのデータをつなぐソフト NextGen Healthcare Mirth Connect に、外から受け取ったデータを元のオブジェクトに戻す処理(デシリアライズ)の弱点が見つかりました。細工したリクエストを送ると、ログインしていない攻撃者が、離れた場所からコードを実行できます。この弱点は、以前の CVE-2023-37679 の修正が不十分だったことが原因です。実際の攻撃で悪用されており、ランサムウェアの攻撃にも使われたことが確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NextGen Healthcare Mirth Connect の 4.4.1 より前のバージョンを使っている組織が対象です。開発元の 4.4.1 の説明では、4.4.0 以前が影響を受けるとされています。
何をすればいい
Mirth Connect を 4.4.1 以降に更新されているか確認し、古ければ更新してください。4.4.1 では、データを元に戻す処理に使う XStream というライブラリで、許可したデータの種類だけを受け入れる方式(許可リスト)に切り替えて、この問題を直しています。あわせて、メーカーの公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- Mirth Connect のバージョンを調べる
- Mirth Connect を 4.4.1 以降に更新する
- 4.4.0 以前のサーバーを優先して更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(github.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
NextGen Healthcare Mirth Connect Deserialization of Untrusted Data Vulnerability
概要
NextGen Healthcare Mirth Connect contains a deserialization of untrusted data vulnerability that allows for unauthenticated remote code execution via a specially crafted request.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る