- ひとことでF5 BIG-IP の設定画面で、ログインを飛ばしてコマンドを実行される弱点です。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやることBIG-IPを修正済みの版かホットフィックスに更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-46747 |
|---|---|
| 製品 | F5 BIG-IP Configuration Utility |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-10-31 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-11-21 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-288(別の経路を使った認証の回避) |
何が起きた
F5 の BIG-IP の設定画面 Configuration utility に、本来の入口とは別の経路を使うことでログイン(認証)を飛ばせてしまう弱点が見つかりました。ログインしていない攻撃者でも、管理用ポートや self IP アドレス経由で BIG-IP に接続できると、任意のシステムコマンドを実行できる可能性があります。この弱点は CVE-2023-46748 と組み合わせて使われることがあります。実際の悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も知られています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
BIG-IP を使い、設定画面(Configuration utility)に管理用ポートや self IP アドレスから接続できる状態の組織が対象です。F5 の勧告では、BIG-IP(全モジュール)の 17.1.0 から 17.1.1、16.1.0 から 16.1.4、15.1.0 から 15.1.10、14.1.0 から 14.1.5、13.1.0 から 13.1.5 が影響を受けます。BIG-IQ は影響を受けません。F5 は技術サポートが終わったバージョンを評価していません。
何をすればいい
F5 の勧告 K000137353 に従い、17.1.1.1、16.1.4.2、15.1.10.3 などの修正が入った版か、各系統向けのエンジニアリングホットフィックスに更新してください。すぐに更新できない場合、BIG-IP 14.1.0 以降では、F5 が配る緩和用のスクリプトを実行する方法があります(14.1.0 より前の版では使ってはいけません。更新すると効果は消えます)。あわせて、self IP アドレスからの設定画面への接続を止め、管理用インターフェースには信頼できる利用者と機器だけが接続できるようにしてください。CISA は、対策ができない場合は使うのをやめるよう案内しています。
やることチェックリスト
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
F5 BIG-IP Configuration Utility Authentication Bypass Vulnerability
概要
F5 BIG-IP Configuration utility contains an authentication bypass using an alternate path or channel vulnerability due to undisclosed requests that may allow an unauthenticated attacker with network access to the BIG-IP system through the management port and/or self IP addresses to execute system commands. This vulnerability can be used in conjunction with CVE-2023-46748.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る