- ひとことでDigiever の機器で、権限の確認漏れから命令を実行される弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやること最新のファームウェアを確かめて入れる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2023-52163 |
|---|---|
| 製品 | Digiever DS-2105 Pro |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-12-22 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-01-12 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-862(認可の欠如) |
何が起きた
Digiever の機器 DS-2105 Pro で、time_tzsetup.cgi という部分に必要な権限の確認が抜けており、命令を差し込んで実行させる攻撃(コマンドインジェクション)ができてしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。Digiever の案内では、time_tzsetup.cgi の問題について、NTP の処理の誤りで NVR(録画機)の録画が止まるおそれがあると説明されています。NVD に登録された CISA の評価では、ネットワーク経由で離れた場所から、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できます。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Digiever DS-2105 Pro を使っている人や組織が対象です。NVD の説明では、バージョン 3.1.0.71-11 の機器が影響を受けます。また、影響を受けるのはメーカーのサポートがすでに終わっている製品だけとされています。
何をすればいい
NVD の説明では、影響を受けるのはサポートが終わっている製品だけとされています。一方、Digiever は、ファームウェア FW78-9 で time_tzsetup.cgi の問題(CVE-2023-52163)を直したと案内しています。ただし、この案内には DS-2105 Pro が対象かどうかは書かれていません。Digiever は、最新のファームウェアを入れること、10 年以上使っている機器はサポート窓口に問い合わせること、既定のユーザー名とパスワードをすぐに変えること、ファイアウォールなどで外からの接続を制限することを勧めています。修正を入れられない場合は、CISA の求めに従って DS-2105 Pro の使用をやめ、サポートが続いている機器に置き換えてください。
やることチェックリスト
- 最新のファームウェアを確かめて入れる
- 修正できなければ使用をやめ、機器を置き換える
- 既定のユーザー名とパスワードを変更する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Digiever DS-2105 Pro Missing Authorization Vulnerability
概要
Digiever DS-2105 Pro contains a missing authorization vulnerability which could allow for command injection via time_tzsetup.cgi.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る