• ひとことでOracle Agile PLM のデータ変換の処理に、乗っ取りにつながる弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることAgile PLM 9.3.6 を使っているか確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-20953
製品Oracle Agile Product Lifecycle Management (PLM)
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-02-24
米国政府機関の対応期限2025-03-17
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ)

何が起きた

Oracle の Agile Product Lifecycle Management (PLM) の Export という部品に、デシリアライズ(受け取ったデータを元の形に戻す処理)の弱点が見つかり、実際の悪用が確認されています。一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、ネットワーク経由で HTTP を使って攻撃でき、被害者の操作は必要ありません。悪用に成功すると、Oracle Agile PLM を乗っ取られるおそれがあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限を手に入れる → 2. HTTP で細工したデータを送る → 3. Export の部品がデータを元に戻す → 4. Oracle Agile PLM が乗っ取られる1攻撃者が一般利用者の権限を手に入れる2HTTP で細工したデータを送る3Export の部品がデータを元に戻す4Oracle Agile PLM が乗っ取られる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限を手に入れる → 2. HTTP で細工したデータを送る → 3. Export の部品がデータを元に戻す → 4. Oracle Agile PLM が乗っ取られる1攻撃者が一般利用者の権限を手に入れる2HTTP で細工したデータを送る3Export の部品がデータを元に戻す4Oracle Agile PLM が乗っ取られる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が一般利用者の権限を手に入れる → 2. HTTP で細工したデータを送る → 3. Export の部品がデータを元に戻す → 4. Oracle Agile PLM が乗っ取られる1攻撃者が一般利用者の権限を手に入れる2HTTP で細工したデータを送る3Export の部品がデータを元に戻す4Oracle Agile PLM が乗っ取られる

誰が影響を受ける

Oracle Agile PLM を使っている企業や組織です。影響を受けるバージョンは 9.3.6 です。

何をすればいい

Oracle は 2024年1月の Critical Patch Update でこの弱点への修正を出しています。Agile PLM 9.3.6 を使っている場合は、このパッチが当たっているか確認してください。Oracle は、サポートが続いている版を使い続け、パッチを遅れずに当てるよう強く勧めています。あわせて Oracle の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Agile PLM 9.3.6 を使っているか確かめる
  • 2024年1月の Critical Patch Update を当てる
  • サポートが続いている版の Agile PLM を使う

用語メモ

デシリアライズ 用語集で見る
保存や送信のために変換されたデータを、プログラムで使える元の形に戻す処理のことです。中身を確かめずに戻すと、悪い命令を動かされることがあります。
Critical Patch Update 用語集で見る
Oracle が定期的に出す、複数の製品の弱点をまとめて直すための修正パッチのことです。
HTTP 用語集で見る
Web ページなどのデータをやり取りするときに使われる通信の決まりごとのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Oracle Agile Product Lifecycle Management (PLM) Deserialization Vulnerability

概要

Oracle Agile Product Lifecycle Management (PLM) contains a deserialization vulnerability that allows a low-privileged attacker with network access via HTTP to compromise the system.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る