• ひとことでRejetto HTTP File Server で、細工した通信によりサーバー上で命令を実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることHFS のバージョン 2 を使っていないか調べる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-23692
製品Rejetto HTTP File Server
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-07-09
米国政府機関の対応期限2024-07-30
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-1336(テンプレートインジェクション)

何が起きた

ファイルを共有するソフト Rejetto HTTP File Server(HFS)に、テンプレートインジェクションと呼ばれる弱点が見つかりました。攻撃者は細工した HTTP の要求を送るだけで、サーバー上で好きな命令(任意のコマンド)を実行できる可能性があります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者でも悪用でき、利用者の操作も必要ありません。実際の悪用が確認されており、ランサムウェアの攻撃にも使われたことが分かっています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が HFS のサーバーを見つける → 2. 細工した HTTP の要求を送る → 3. テンプレートの処理で命令が実行される → 4. サーバー上で好きな命令を動かされる1攻撃者が HFS のサーバーを見つける2細工した HTTP の要求を送る3テンプレートの処理で命令が実行される4サーバー上で好きな命令を動かされる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が HFS のサーバーを見つける → 2. 細工した HTTP の要求を送る → 3. テンプレートの処理で命令が実行される → 4. サーバー上で好きな命令を動かされる1攻撃者が HFS のサーバーを見つける2細工した HTTP の要求を送る3テンプレートの処理で命令が実行される4サーバー上で好きな命令を動かされる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が HFS のサーバーを見つける → 2. 細工した HTTP の要求を送る → 3. テンプレートの処理で命令が実行される → 4. サーバー上で好きな命令を動かされる1攻撃者が HFS のサーバーを見つける2細工した HTTP の要求を送る3テンプレートの処理で命令が実行される4サーバー上で好きな命令を動かされる

誰が影響を受ける

Rejetto HTTP File Server のバージョン 2.3m までを使っている人・組織が対象です。CVE の記録によると、HFS 2.3m は番号が割り当てられた時点でサポートが終わっています。メーカーのサイトでは、バージョン 2.3 から 2.4 は危険で使うべきではなく、バージョン 3 はこの弱点の影響を受けないと説明されています。

何をすればいい

メーカーのサイトによると、バージョン 2 には公式の修正がありません。バージョン 2 を使っている場合は使うのをやめ、影響を受けないバージョン 3 に移るか、別のソフトに置き換えてください。CISA も、対策ができない場合は製品の使用をやめるよう求めています。あわせて公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • HFS のバージョン 2 を使っていないか調べる
  • バージョン 2 の HFS は使うのをやめる
  • 影響を受けないバージョン 3 か別の製品に移す

用語メモ

テンプレートインジェクション 用語集で見る
画面などを作るためのひな形(テンプレート)に、攻撃者が仕掛けた命令を混ぜ込んで実行させる攻撃です。
HTTP 用語集で見る
Web ブラウザと Web サーバーがやりとりするときの決まりごと(通信の方式)です。
ランサムウェア 用語集で見る
ファイルを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求する不正なプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Rejetto HTTP File Server Improper Neutralization of Special Elements Used in a Template Engine Vulnerability

概要

Rejetto HTTP File Server contains an improper neutralization of special elements used in a template engine vulnerability. This allows a remote, unauthenticated attacker to execute commands on the affected system by sending a specially crafted HTTP request.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る