• ひとことでApache HugeGraph-Server で、外部から命令を実行されるおそれがある弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることHugeGraph-Server を 1.3.0 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2024-27348
製品Apache HugeGraph-Server
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2024-09-18
米国政府機関の対応期限2024-10-09
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-284(アクセス制御の不備)

何が起きた

グラフデータベースのサーバーである Apache HugeGraph-Server に、アクセスの制限が不十分なため、離れた場所から命令を実行されてしまう弱点が見つかりました。CISA の KEV に載っており、実際の悪用が確認されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できるとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がサーバーの窓口を見つける → 2. ログインなしで細工した要求を送る → 3. サーバー上で命令が実行される1攻撃者がサーバーの窓口を見つける2ログインなしで細工した要求を送る3サーバー上で命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がサーバーの窓口を見つける → 2. ログインなしで細工した要求を送る → 3. サーバー上で命令が実行される1攻撃者がサーバーの窓口を見つける2ログインなしで細工した要求を送る3サーバー上で命令が実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がサーバーの窓口を見つける → 2. ログインなしで細工した要求を送る → 3. サーバー上で命令が実行される1攻撃者がサーバーの窓口を見つける2ログインなしで細工した要求を送る3サーバー上で命令が実行される

誰が影響を受ける

Apache HugeGraph-Server の 1.0.0 から 1.3.0 より前のバージョンを、Java8 または Java11 で動かしている組織が影響を受けます。

何をすればいい

Apache は、1.3.0 に更新し、Java11 で動かしたうえで Auth system(ログインのしくみ)を有効にすることで修正されると案内しています。あわせて、Whitelist-IP/port の機能を有効にして、RESTful-API を使える接続元を絞ることもできるとしています。公式の案内を確認し、更新と設定を済ませてください。

やることチェックリスト

  • HugeGraph-Server を 1.3.0 以降に更新する
  • Java11 で動かし Auth system を有効にする
  • Whitelist-IP/port で接続元を絞る

用語メモ

Auth system
HugeGraph に備わっている、利用者のログインと権限を確かめるしくみです。
RESTful-API
ほかのプログラムからネットワーク越しにサーバーの機能を呼び出すための窓口です。
Java11
プログラム言語 Java の実行環境のバージョンの一つです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Apache HugeGraph-Server Improper Access Control Vulnerability

概要

Apache HugeGraph-Server contains an improper access control vulnerability that could allow a remote attacker to execute arbitrary code.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る