- ひとことでCrushFTP で、ログインなしにサーバーのファイルを読まれ乗っ取られる弱点
- 深刻度10.0 緊急CVSS v3.1
- まずやることv11 は 11.3.4_23 以上に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-4040 |
|---|---|
| 製品 | CrushFTP CrushFTP |
| 深刻度(CVSS) | 10.0 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2024-04-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2024-05-01 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-1336(テンプレートインジェクション) |
何が起きた
ファイル転送サーバーのソフト CrushFTP に、サーバー側テンプレートインジェクションという弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。NVDの説明では、ログインしていない攻撃者がネットワーク経由で、VFS の囲いの外にあるファイルを読んだり、認証を回避して管理者の権限を得たり、サーバー上でプログラムを実行したりできます。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVDによると、10.7.1 より前の v10 と、11.1.0 より前の v11 の CrushFTP が、すべてのプラットフォームで対象です。前段に置く DMZ のプロキシについては、CrushFTP の説明が分かれています。v11 の更新ページでは一部は守られるものの完全には守られないとし、v10 の更新ページでは DMZ のプロキシがあれば守られたとしています。
何をすればいい
この弱点の修正版は 10.7.1 と 11.1.0 です。ただし現在の CrushFTP の更新ページの冒頭では、11.0.0 から 11.3.4 と 10.0.0 から 10.8.4 を脆弱としており、v11 は 11.3.4_23 以上、v10 は 10.8.5 以上へすぐに更新するよう案内しています。v11 の更新ページは、DMZ を使っていてもすぐに更新が必要だとしています。メーカー(CrushFTP)の公式の案内も確認してください。
やることチェックリスト
- v11 は 11.3.4_23 以上に更新する
- v10 は 10.8.5 以上に更新する
- DMZ があってもすぐに更新する
用語メモ
- テンプレートインジェクション 用語集で見る
- 画面などを作るための型(テンプレート)に、攻撃者が命令を紛れ込ませて実行させる攻撃です。
- VFS
- 仮想ファイルシステムのことです。利用者ごとに見てよいファイルの範囲を区切るための仕組みです。
- DMZ
- インターネットと社内のネットワークの間に置く、緩衝地帯のようなネットワークの区画です。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(crushftp.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(crushftp.com)
- 公式の対策の出典(crushftp.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
CrushFTP VFS Sandbox Escape Vulnerability
概要
CrushFTP contains an unspecified sandbox escape vulnerability that allows a remote attacker to escape the CrushFTP virtual file system (VFS).
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る