- ひとことで遠隔サポートソフトSimpleHelpで、弱い権限の技術者が管理者になれてしまう弱点です。
- 深刻度9.9 緊急CVSS v3.1
- まずやることSimpleHelpを5.5.8以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2024-57726 |
|---|---|
| 製品 | SimpleHelp SimpleHelp |
| 深刻度(CVSS) | 9.9 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-04-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-05-08 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-862(認可の欠如) |
何が起きた
SimpleHelp に、権限の確認が足りない弱点が見つかりました。弱い権限しか持たない技術者アカウントが、強すぎる権限を持つ API キーを作れてしまい、その API キーを使ってサーバー管理者の権限まで上がれるおそれがあります。ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。実際に悪用されたことが確認され、CISA の KEV に載っており、ランサムウェア攻撃での悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
遠隔サポートソフト SimpleHelp のサーバーを運用している組織が対象です。影響を受けるのは 5.5.7 以前のバージョンです。
何をすればいい
SimpleHelp を 5.5.8 以降に更新されているか確認してください。5.4.10 または 5.3.9 を使っている場合は、SimpleHelp が配っている修正パッチを当ててください。SimpleHelp は、管理者と技術者アカウントのパスワードの変更や、ログインできる IP アドレスの制限も勧めています。あわせて SimpleHelp の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- SimpleHelpを5.5.8以降に更新する
- 管理者と技術者のパスワードを変更する
- ログインできるIPアドレスを制限する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(simple-help.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(simple-help.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
SimpleHelp Missing Authorization Vulnerability
概要
SimpleHelp contains a missing authorization vulnerability that could allow low-privileged technicians to create API keys with excessive permissions. These API keys can be used to escalate privileges to the server admin role.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る