- ひとことでTrimble Cityworks で、ログイン済みの利用者にサーバーでプログラムを実行される弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることCityworks を 15.8.9 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-0994 |
|---|---|
| 製品 | Trimble Cityworks |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-02-07 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-02-28 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-502(信頼できないデータのデシリアライズ) |
何が起きた
Trimble Cityworks に、外から受け取ったデータを元の形に戻す処理(デシリアライズ)の弱点が見つかりました。ログイン済みの利用者が悪用すると、利用している組織の Microsoft Internet Information Services (IIS) の Web サーバーで、遠隔からプログラムを実行できる可能性があります。攻撃はネットワーク経由で行え、一般利用者程度の権限が必要です。この弱点は、実際に悪用されたことが確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Trimble Cityworks の 15.8.9 より前のバージョンと、Cityworks with office companion の 23.10 より前のバージョンを使っている組織が対象です。Trimble によると、Cityworks Online(CWOL)には更新が自動で適用されます。
何をすればいい
自社のサーバーで動かしている場合は、Cityworks を 15.8.9 以降、Cityworks with office companion を 23.10 以降にすぐ更新してください。Trimble は、IIS をローカルやドメインの管理者権限で動かさないこと、添付ファイルの保存場所を添付ファイルだけが入るフォルダーに限ることも案内しています。設定の手順は、Trimble の公式の案内(Cityworks Support Portal のリリースノート)を確認してください。
やることチェックリスト
- Cityworks を 15.8.9 以降に更新する
- office companion 版を 23.10 以降に更新する
- IIS を管理者権限で動かさない設定にする
用語メモ
- デシリアライズ 用語集で見る
- 保存や送信のために変換されたデータを、プログラムで使える元の形に戻す処理です。細工されたデータを戻すと、思わぬ動きをすることがあります。
- IIS
- Microsoft の Web サーバーのソフトウェアです。Windows のサーバーで Web サイトを動かすのに使われます。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(learn.assetlifecycle.trimble.com)
- 公式の対策の出典(cisa.gov)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Trimble Cityworks Deserialization Vulnerability
概要
Trimble Cityworks contains a deserialization vulnerability. This could allow an authenticated user to perform a remote code execution attack against a customer's Microsoft Internet Information Services (IIS) web server.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る