- ひとことでCisco ISE の API に、ログインなしで最高権限のコマンドを実行される弱点があります。
- 深刻度10.0 緊急CVSS v3.1
- まずやることISE 3.3 を 3.3 Patch 7 に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-20337 |
|---|---|
| 製品 | Cisco Identity Services Engine |
| 深刻度(CVSS) | 10.0 緊急CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:C/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-07-28 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-08-18 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-74(インジェクション) |
何が起きた
ネットワークの利用者を認証・管理する Cisco Identity Services Engine(ISE)と ISE-PIC の特定の API に、送られてきた入力を十分に確かめない弱点が見つかりました。細工したリクエストを送ると、攻撃者が root(最高権限)として任意の(好きに選んだ)プログラムを実行できるおそれがあります。この弱点は実際に悪用されたことが確認されています。NVD に登録された Cisco の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、被害者の操作なしで悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Cisco ISE と ISE-PIC の 3.3 と 3.4 を使っている組織が影響を受けます。Cisco によると、3.2 以前はこの弱点の影響を受けません。
何をすればいい
Cisco は、3.3 は 3.3 Patch 7、3.4 は 3.4 Patch 2 に更新するよう案内しています。以前に出された Hot Patch では CVE-2025-20337 は直らないため、Hot Patch を当てた場合も 3.3 Patch 7 か 3.4 Patch 2 に更新してください。回避策はないとされています。あわせて、メーカーの公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- ISE 3.3 を 3.3 Patch 7 に更新する
- ISE 3.4 を 3.4 Patch 2 に更新する
- Hot Patch だけの機器も正式版へ更新する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(services.nvd.nist.gov)
- 公式の対策の出典(sec.cloudapps.cisco.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Cisco Identity Services Engine Injection Vulnerability
概要
Cisco Identity Services Engine contains an injection vulnerability in a specific API of Cisco ISE and Cisco ISE-PIC due to insufficient validation of user-supplied input allowing an attacker to exploit this vulnerability by submitting a crafted API request. Successful exploitation could allow an attacker to perform remote code execution and obtaining root privileges on an affected device.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る