- ひとことでQualcomm の複数のチップの GPU で、許されない命令が実行できる弱点です。
- 深刻度8.6 重要CVSS v3.1
- まずやること端末のメーカーの更新が出ているか確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-21480 |
|---|---|
| 製品 | Qualcomm Multiple Chipsets |
| 深刻度(CVSS) | 8.6 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:C/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-06-03 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-06-24 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-863(誤った認可) |
何が起きた
Qualcomm の複数のチップセットで、GPU の一部(マイクロノード)が、決まった順番の命令を受けたときに、本来は許可されていない命令を実行してしまう弱点が見つかりました。その結果、メモリが壊れます。実際の攻撃での悪用が確認されています。NVD に登録された Qualcomm の評価では、対象の機器上で(ローカルで)、権限なしに悪用できますが、利用者の操作が必要とされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Qualcomm のチップセットを搭載した機器を使っている人・組織が対象です。CVE の記録では、製品名は Snapdragon で、FastConnect 6200 などの多数のチップが影響を受ける一覧に載っています。機器ごとの影響を受けるバージョンは、このデータからは不明です。
何をすればいい
Qualcomm によると、この弱点を含む Adreno GPU のドライバーの修正は、2025年5月に機器メーカーへ提供されています。端末のメーカーが出す更新をできるだけ早く適用し、自分の機器の対応状況は機器のメーカーに確かめてください。対策が用意されていない場合は、その機器の使用をやめることも検討してください。
やることチェックリスト
- 端末のメーカーの更新が出ているか確かめる
- メーカーの更新をできるだけ早く適用する
- 対策がない機器は使用をやめるか検討する
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(docs.qualcomm.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(docs.qualcomm.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Qualcomm Multiple Chipsets Incorrect Authorization Vulnerability
概要
Multiple Qualcomm chipsets contain an incorrect authorization vulnerability. This vulnerability allows for memory corruption due to unauthorized command execution in GPU micronode while executing specific sequence of commands.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る