• ひとことでFortiOSなどで、細工したパケットから不正なコードや命令を実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることFortiOSなどを修正版に更新し6.4系は移行する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2025-25249
製品Fortinet Multiple Products
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-09
米国政府機関の対応期限2026-09-12
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-122(ヒープ領域のバッファオーバーフロー)
CWE-787(範囲外への書き込み)

何が起きた

Fortinet の FortiOS、FortiSwitchManager、FortiSASE に、メモリのあふれ(ヒープバッファオーバーフロー)の弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。細工したパケット(通信のデータ)を送られると、攻撃者に、許可されていないコードや命令を実行されるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したパケットを送る → 2. メモリがあふれる → 3. 不正なコードや命令を実行される1攻撃者が細工したパケットを送る2メモリがあふれる3不正なコードや命令を実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したパケットを送る → 2. メモリがあふれる → 3. 不正なコードや命令を実行される1攻撃者が細工したパケットを送る2メモリがあふれる3不正なコードや命令を実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したパケットを送る → 2. メモリがあふれる → 3. 不正なコードや命令を実行される1攻撃者が細工したパケットを送る2メモリがあふれる3不正なコードや命令を実行される

誰が影響を受ける

FortiOS の 7.6.0〜7.6.3、7.4.0〜7.4.8、7.2.0〜7.2.11、7.0.0〜7.0.17、6.4 のすべてと、FortiSwitchManager の 7.2.0〜7.2.6、7.0.0〜7.0.5 を使っている組織が影響を受けます。

何をすればいい

FortiOS は 7.6.4、7.4.9、7.2.12、7.0.18 以上に、FortiSwitchManager は 7.2.7、7.0.6 以上に更新してください。6.4 系には修正版がないため、修正済みの系列へ移りましょう。すぐに更新できない場合は、インターフェースの「fabric」のアクセスを外すか、CAPWAP の通信(UDP 5246〜5249)を信頼できる相手だけに絞ってください。また、CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べる(侵害の確認)よう求めています。Fortinet の勧告には侵害の痕跡や調べ方は載っていないため、CISA の手引き(BOD 26-04 の実施ガイダンス)を確認してください。CISA の手引きでは、更新によって痕跡が失われることがあるため、できるだけ更新の前に証拠を集めるよう勧めています。

やることチェックリスト

  • FortiOSなどを修正版に更新し6.4系は移行する
  • すぐ更新できなければfabricのアクセスを外す
  • CISAの求める侵害の確認をする

用語メモ

パケット 用語集で見る
ネットワークで送られるデータの、小さなひとまとまりのことです。
ヒープバッファオーバーフロー 用語集で見る
プログラムが使うメモリの決められた範囲を超えてデータを書き込み、メモリを壊してしまう不具合のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Fortinet Multiple Products Heap-based Buffer Overflow Vulnerability

概要

Fortinet FortiOS, FortiSwitchManager, and FortiSASE contain a heap-based buffer overflow vulnerability that allows an attacker to execute unauthorized code or commands via specially crafted packets.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る