• ひとことでApple の各 OS で、悪意あるアプリにカーネルのメモリを書き換えられうる弱点です。
  • 深刻度5.5 警告CVSS v3.1
  • まずやることiPhone と iPad を 26.1 か 18.7.2 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2025-43520
製品Apple Multiple Products
深刻度(CVSS)5.5 警告CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:N/I:N/A:H
KEVへの追加日2026-03-20
米国政府機関の対応期限2026-04-03
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-120(入力の大きさを確かめないバッファへのコピー(古典的なバッファオーバーフロー))

何が起きた

Apple の iOS、iPadOS、macOS などのカーネル(OS の中心部分)に、メモリを壊してしまう弱点が見つかりました。悪意あるアプリが、システムを予期せず止めたり、カーネルのメモリに書き込んだりできるおそれがあります。NVD の評価では、対象の機器上で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、被害者の操作なしに悪用できるとされています。この弱点は実際に悪用されたことが確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 悪意あるアプリが機器に入り込む → 2. アプリがカーネルの弱点を突く → 3. カーネルのメモリが書き換えられる → 4. システムが止まるなどの被害が出る1悪意あるアプリが機器に入り込む2アプリがカーネルの弱点を突く3カーネルのメモリが書き換えられる4システムが止まるなどの被害が出る攻撃の流れ: 1. 悪意あるアプリが機器に入り込む → 2. アプリがカーネルの弱点を突く → 3. カーネルのメモリが書き換えられる → 4. システムが止まるなどの被害が出る1悪意あるアプリが機器に入り込む2アプリがカーネルの弱点を突く3カーネルのメモリが書き換えられる4システムが止まるなどの被害が出る攻撃の流れ: 1. 悪意あるアプリが機器に入り込む → 2. アプリがカーネルの弱点を突く → 3. カーネルのメモリが書き換えられる → 4. システムが止まるなどの被害が出る1悪意あるアプリが機器に入り込む2アプリがカーネルの弱点を突く3カーネルのメモリが書き換えられる4システムが止まるなどの被害が出る

誰が影響を受ける

iPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Vision Pro、Apple Watch を使っている人が対象です。修正前の版、つまり iOS と iPadOS の 18.7.2 と 26.1 より前、macOS Sequoia 15.7.2、macOS Sonoma 14.8.2、macOS Tahoe 26.1 より前、tvOS、visionOS、watchOS の 26.1 より前が影響を受けます。

何をすればいい

機器の OS を最新版に更新してください。修正版は iOS 18.7.2 と iPadOS 18.7.2、iOS 26.1 と iPadOS 26.1、macOS Sequoia 15.7.2、macOS Sonoma 14.8.2、macOS Tahoe 26.1、tvOS 26.1、visionOS 26.1、watchOS 26.1 です。あわせて、信頼できない入手先のアプリを入れないようにしてください。メーカー(ベンダー)の公式の案内も確認してください。

やることチェックリスト

  • iPhone と iPad を 26.1 か 18.7.2 以降に更新する
  • Mac を 26.1・15.7.2・14.8.2 以降に更新する
  • Apple Watch などを 26.1 以降に更新する

用語メモ

カーネル 用語集で見る
OS の中心にあり、メモリや機器の制御など一番大事な処理をする部分です。
メモリ 用語集で見る
プログラムが動いている間、データを一時的に置いておく場所です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Apple Multiple Products Classic Buffer Overflow Vulnerability

概要

Apple watchOS, iOS, iPadOS, macOS, visionOS, and tvOS contain a classic buffer overflow vulnerability which could allow a malicious application to cause unexpected system termination or write kernel memory.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る