- ひとことでTeleMessage の保管サーバーに、暗号化されていないメッセージが残っていた問題です。
- 深刻度4.9 警告CVSS v3.1
- まずやることTM SGNL を使っているか社内で調べる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2025-47729 |
|---|---|
| 製品 | TeleMessage TM SGNL |
| 深刻度(CVSS) | 4.9 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:H/UI:N/S:U/C:H/I:N/A:N |
| KEVへの追加日 | 2025-05-12 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-06-02 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-912(隠れた機能) |
何が起きた
TeleMessage の TM SGNL(Archive Signal とも呼ばれるメッセージアプリ)で、メッセージを保管するサーバー側(アーカイブの仕組み)に、利用者のメッセージが暗号化されないまま保存されていました。NVD の説明では、これは TeleMessage の資料にある「スマートフォンから会社の保管先まで暗号化する」という説明とは違う動きで、2025年5月に実際に悪用されたとされています。CISA の KEV にも掲載されています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、管理者などの高い権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。
誰が影響を受ける
TM SGNL アプリを使ってメッセージをやり取りし、TeleMessage のアーカイブの仕組みに保管していた人や組織が対象です。NVD の説明では、2025-05-05 までのアーカイブの仕組みが影響を受けるとされています。修正されたかどうかは、NVD の説明からは分かりません。
何をすればいい
CISA は、メーカーの対策に従うこと、対策が示されていない場合は製品の利用をやめることを求めています。TM SGNL を使っている場合は、メーカーからの案内の有無を確かめ、案内がなければ利用をやめることを検討してください。
やることチェックリスト
- TM SGNL を使っているか社内で調べる
- メーカーの案内に従って対策をする
- 対策がなければ TM SGNL の利用をやめる
用語メモ
- アーカイブ
- あとで見返せるように、メッセージなどの記録をまとめて保管しておく仕組みです。
- 暗号化
- データを決まった鍵がないと読めない形に変えて、盗み見を防ぐ仕組みです。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
TeleMessage TM SGNL Hidden Functionality Vulnerability
概要
TeleMessage TM SGNL contains a hidden functionality vulnerability in which the archiving backend holds cleartext copies of messages from TM SGNL application users.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る