- ひとことでPAN-OS の GlobalProtect で、認証を飛ばして VPN に入られる弱点です。
- 深刻度9.1 緊急CVSS v3.1
- まずやることPAN-OS を系列ごとの修正版に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-0257 |
|---|---|
| 製品 | Palo Alto Networks PAN-OS |
| 深刻度(CVSS) | 9.1 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N |
| KEVへの追加日 | 2026-05-29 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-06-01 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-565 |
何が起きた
Palo Alto Networks の PAN-OS にある GlobalProtect のポータルとゲートウェイで、認証を回避できる弱点が見つかりました。悪用されると、本来の確認を通らずに VPN 接続を作られてしまいます。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できるとされています。メーカーも、修正や回避策を当てていない機器への攻撃の試みを確認しており、CISA の KEV でも悪用が確認されています。ランサムウェアでの悪用も知られています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
PAN-OS で GlobalProtect のポータルかゲートウェイを使い、認証オーバーライドの Cookie を有効にしていて、特定の証明書の設定がある場合が対象です。影響を受けるのは PAN-OS 12.1、11.2、11.1、10.2 の各系列の修正前の版と、Prisma Access 10.2 と 11.2 の修正前の版です。Panorama と Cloud NGFW は影響を受けません。
何をすればいい
メーカーの表に沿って、修正版に更新してください。たとえば PAN-OS 12.1 は 12.1.7 以降、11.2 は 11.2.12 以降、11.1 は 11.1.15 以降、10.2 は 10.2.18-h6 以降などです(系列ごとに 12.1.4-h6 などの修正版もあります)。すぐ更新できない場合は、認証オーバーライドの Cookie 専用の証明書を新しく作るか、認証オーバーライドを無効にしてください。更新後は GlobalProtect の利用者が一度だけログインし直す必要があります。あわせてメーカーの公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- PAN-OS を系列ごとの修正版に更新する
- 認証オーバーライドの設定が有効か画面で調べる
- 更新できなければ認証オーバーライドを無効にする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Palo Alto Networks PAN-OS Authentication Bypass Vulnerability
概要
Palo Alto Networks PAN-OS contains an authentication bypass vulnerability that allows attackers to bypass security restrictions and establish an unauthorized VPN connection.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る