• ひとことでBeyondTrust のリモート支援製品で、ログインなしに OS のコマンドを実行される弱点
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることRSとPRAのバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-1731
製品BeyondTrust Remote Support (RS) and Privileged Remote Access (PRA)
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-02-13
米国政府機関の対応期限2026-02-16
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-78(OSコマンドインジェクション)

何が起きた

BeyondTrust Remote Support(RS)と、Privileged Remote Access(PRA)の一部の古い版に、OS コマンドインジェクションの弱点が見つかりました。攻撃者が細工したリクエストを送ると、ログインしていなくても、サイトの利用者の権限で OS のコマンドを実行できるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログイン不要、利用者の操作も不要で悪用できます。実際の悪用が確認されており、CISA はランサムウェアでの悪用も確認済み(Known)としています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が製品に細工したリクエストを送る → 2. ログインなしで OS のコマンドが動く → 3. サーバーが乗っ取られるおそれがある1攻撃者が製品に細工したリクエストを送る2ログインなしで OS のコマンドが動く3サーバーが乗っ取られるおそれがある攻撃の流れ: 1. 攻撃者が製品に細工したリクエストを送る → 2. ログインなしで OS のコマンドが動く → 3. サーバーが乗っ取られるおそれがある1攻撃者が製品に細工したリクエストを送る2ログインなしで OS のコマンドが動く3サーバーが乗っ取られるおそれがある攻撃の流れ: 1. 攻撃者が製品に細工したリクエストを送る → 2. ログインなしで OS のコマンドが動く → 3. サーバーが乗っ取られるおそれがある1攻撃者が製品に細工したリクエストを送る2ログインなしで OS のコマンドが動く3サーバーが乗っ取られるおそれがある

誰が影響を受ける

BeyondTrust の勧告では、Remote Support(RS)の 25.3.1 以前と、Privileged Remote Access(PRA)の 24.3.4 以前が影響を受けます。SaaS 版はすでに修正済みのため、主に自社で運用している組織が対象です。

何をすればいい

自社で運用している場合は、BeyondTrust の勧告 BT26-02 に従い、RS にはパッチ BT26-02-RS、PRA にはパッチ BT26-02-PRA を当てるか、RS は 25.3.2 以降、PRA は 25.1 以降に更新してください。自動更新を有効にしていれば、パッチはすでに当たっています。RS の 21.3 より前、PRA の 22.1 より前は、新しい版に上げてからパッチを当てる必要があります。2026年2月9日の時点でパッチを当てずにインターネットに公開していた場合、BeyondTrust は、すぐに更新したうえでサポートに問い合わせるよう強く勧めています。

やることチェックリスト

  • RSとPRAのバージョンを確かめる
  • BT26-02のパッチを当てるか修正版に更新する
  • 2月9日まで未修正で公開していたらサポートに相談する

用語メモ

OS コマンドインジェクション 用語集で見る
外から送った文字列が、サーバーの OS コマンドとしてそのまま実行されてしまう弱点です。
ランサムウェア 用語集で見る
データを暗号化して使えなくし、元に戻すことと引き換えに身代金を要求する不正なプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

BeyondTrust Remote Support (RS) and Privileged Remote Access (PRA) OS Command Injection Vulnerability

概要

BeyondTrust Remote Support (RS) and Privileged Remote Access (PRA)contain an OS command injection vulnerability. Successful exploitation could allow an unauthenticated remote attacker to execute operating system commands in the context of the site user. Successful exploitation requires no authentication or user interaction and may lead to system compromise, including unauthorized access, data exfiltration, and service disruption.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る