- ひとことでN-able N-centralで、別の道筋を使ってログインの確認をすり抜けられる弱点です。
- 深刻度7.4 重要CVSS v3.1
- まずやることN-centralを2026.3.1.10以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-18556 |
|---|---|
| 製品 | N-able N-central |
| 深刻度(CVSS) | 7.4 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:N |
| KEVへの追加日 | 2026-08-04 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-08-07 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-288(別の経路を使った認証の回避) |
何が起きた
機器の遠隔管理のソフト N-able N-central に、本来の道筋とは別の道筋や通信を使って、認証(ログインの確認)をすり抜けられる弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
自分たちで運用している N-central(オンプレミス)の 2026.1 までのバージョンが影響を受けます。この弱点の修正は不完全で、のちに CVE-2026-18577 として追加の修正が出ています。N-able が運営するホスト版(NCOD)は、N-able が対策を当てています。
何をすればいい
N-central を 2026.3 Hotfix 2(2026.3.1.10)以降に更新してください(Hotfix 1 を当てた場合も必要です)。更新しても、すでに入り込んだ攻撃者は追い出せません。Documents フォルダの svchost.exe や Cloudflared というサービス、見覚えのないユーザーやパスワードの再設定がないかを確かめ、すべてのアカウントで多要素認証を使いましょう。N-able は、既知の痕跡を調べるサービステンプレートを公開していますが、問題が見つからなくても侵害されていない保証にはならないとしています。Hotfix を公開から数日以上たってから当てた場合は、侵害されたおそれがあるものとして、すべてのアカウント、権限、操作の記録を見直すよう求めています。不審な点があれば、すぐに N-able のサポートに連絡してください。
やることチェックリスト
- N-centralを2026.3.1.10以降に更新する
- svchost.exeやCloudflaredが端末にないか確かめる
- 見覚えのないユーザーやパスワードの再設定を確かめる
用語メモ
- N-central
- たくさんのパソコンやサーバーを、離れた場所からまとめて管理するための N-able のソフトです。
- 認証 用語集で見る
- ログインのときなどに、相手が本当に本人かどうかを確かめることです。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(status.n-able.com)
- メーカー等の情報(uptime.n-able.com)
- 公式の対策の出典(n-able.com)
- 公式の対策の出典(status.n-able.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
N-able N-central Authentication Bypass Using an Alternate Path or Channel Vulnerability
概要
N-able N-central contains an authentication bypass using an alternate path or channel that allows for authentication bypass.
推奨対応
Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る