- ひとことでファイル受け渡し製品 FileZen で、OS のコマンドを実行される弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることFileZen を V5.0.11 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-25108 |
|---|---|
| 製品 | Soliton Systems K.K FileZen |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-02-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-03-17 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
Soliton Systems K.K の FileZen に、細工した通信を送ると OS のコマンドを実行されてしまう弱点(OS コマンドインジェクション)が見つかり、実際の悪用が確認されています。ネットワーク経由で、ログイン済みの一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できます。FileZen Antivirus Check Option が有効なときに、任意の(攻撃者が好きに選べる)OS コマンドを実行される可能性があります。メーカーも、この弱点を悪用した被害の報告を受けていると公表しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
FileZen の V5.0.0 から V5.0.10 と、V4.2.1 から V4.2.8 を使っている組織が対象です。FileZen Antivirus Check Option を有効にしている場合に悪用できます。JVN によると、FileZen S は影響を受けません。
何をすればいい
メーカーの公式の案内を確認し、FileZen を V5.0.11 以降に更新してください。メーカーによると、条件に当てはまる場合の回避策はありません。攻撃を受けたおそれがあるときは、攻撃者が実在するアカウントでログインできる状態にあるため、更新に加えて全利用者のパスワードの変更も検討するよう案内されています。
やることチェックリスト
- FileZen を V5.0.11 以降に更新する
- 被害のおそれがあれば全利用者のパスワードを変更する
- FileZen Antivirus Check Option の有効状態を確認する
用語メモ
- OS コマンドインジェクション 用語集で見る
- 入力の中にコマンドを紛れ込ませ、サーバーの OS に実行させてしまう攻撃です。
- FileZen Antivirus Check Option
- FileZen でやり取りするファイルをウイルス検査するための追加機能です。
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Soliton Systems K.K FileZen OS Command Injection Vulnerability
概要
Soliton Systems K.K FileZen contains an OS command injection vulnerability when an user logs-in to the affected product and sends a specially crafted HTTP request.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る