• ひとことでMarimo のターミナル機能に、ログインなしで命令を実行される弱点があります。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることMarimo を 0.23.0 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-39987
製品Marimo Marimo
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-04-23
米国政府機関の対応期限2026-05-07
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-306(重要な機能での認証の欠如)

何が起きた

Python のノートブック(プログラムを書いて試せる道具)である Marimo で、ターミナル用の WebSocket の窓口 /terminal/ws がログインの確認をしていない弱点が見つかりました。攻撃者はログインなしでシェル(コンピューターに命令を出す画面)を手に入れ、任意の(攻撃者が好きに選べる)システムの命令を実行できます。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要、利用者の操作も不要で悪用できます。実際の悪用が確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が Marimo の窓口に接続する → 2. ログインの確認なしで接続が通る → 3. 攻撃者がシェルを手に入れる → 4. 任意のシステムの命令を実行する1攻撃者が Marimo の窓口に接続する2ログインの確認なしで接続が通る3攻撃者がシェルを手に入れる4任意のシステムの命令を実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が Marimo の窓口に接続する → 2. ログインの確認なしで接続が通る → 3. 攻撃者がシェルを手に入れる → 4. 任意のシステムの命令を実行する1攻撃者が Marimo の窓口に接続する2ログインの確認なしで接続が通る3攻撃者がシェルを手に入れる4任意のシステムの命令を実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が Marimo の窓口に接続する → 2. ログインの確認なしで接続が通る → 3. 攻撃者がシェルを手に入れる → 4. 任意のシステムの命令を実行する1攻撃者が Marimo の窓口に接続する2ログインの確認なしで接続が通る3攻撃者がシェルを手に入れる4任意のシステムの命令を実行する

誰が影響を受ける

Marimo を使っていて、ネットワークから接続できる状態にしている人・組織が影響を受けます。NVD の説明では 0.23.0 より前のバージョンが影響を受けます。GitHub のセキュリティ勧告では、影響を受けるバージョンを 0.20.4 以下としています。

何をすればいい

Marimo を 0.23.0 以降に更新されているか確認してください。メーカーの公式の案内(GitHub のセキュリティ勧告)を確認し、それに従って更新や対策をしてください。すぐに更新できない場合は、信頼できない場所から Marimo に接続できないようにしておくと安心です。

やることチェックリスト

  • Marimo を 0.23.0 以降に更新する
  • Marimo を外部から接続できない場所で動かす
  • サーバーに不審な命令の実行がないか調べる

用語メモ

WebSocket
ブラウザとサーバーが接続をつないだまま、やり取りを続けるための通信のしくみです。
シェル 用語集で見る
文字で命令を打ち込んで、コンピューターを操作するための画面やプログラムです。
ノートブック
プログラムとその実行結果を、ノートのように1つの画面にまとめて扱える道具です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Marimo Remote Code Execution Vulnerability

概要

Marimo contains an pre-authorization remote code execution vulnerability, allowing an unauthenticated attacked to shell access and execute arbitrary system commands.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る