- ひとことでMicrosoft Defender で、リンクの扱いの不備から権限を奪われる弱点が見つかりました。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることエンジンの版が 1.1.26040.8 以降か確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-41091 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Defender |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-05-20 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-06-03 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-59(ファイルにアクセスする前のリンクの解決の不備) |
何が起きた
Microsoft Defender に、ファイルを開く前にリンク(別の場所を指す案内のようなもの)の行き先を正しく確かめていない弱点が見つかり、実際の悪用が確認されています。NVD に登録された Microsoft の評価では、その機器にログインできる一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、機器上で悪用できるとされています。悪用されると、攻撃者は自分の権限を引き上げられ、Microsoft によると SYSTEM 権限を得るおそれがあります。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Microsoft Malware Protection Engine(Microsoft Defender のウイルス検出の中心となる部品)が入っている Windows のパソコンやサーバーが対象です。Microsoft によると、影響を受ける最後の版は 1.1.26030.3008 で、修正された最初の版は 1.1.26040.8 です。Microsoft Defender を無効にしている環境は、悪用できる状態ではないと説明されています。
何をすればいい
Malware Protection Engine のバージョンが 1.1.26040.8 以降になっているか確認してください。この部品は既定の設定では自動更新されるため、ふつうは利用者の作業は不要とされていますが、自動更新がきちんと働いているかを定期的に確かめることが勧められています。あわせて Microsoft の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- エンジンの版が 1.1.26040.8 以降か確認する
- Defender の自動更新が働いているか確認する
- 全端末に更新が届いているか定期的に確かめる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Defender Link Following Vulnerability
概要
Microsoft Defender contains a link following vulnerability that allows an authorized attacker to elevate privileges locally.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る