• ひとことでJFrog Artifactoryで、トークンの使える範囲を確かめず権限を高められる弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることArtifactoryのバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-42016
製品JFrog Artifactory
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-11
米国政府機関の対応期限2026-09-25
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-863(誤った認可)

何が起きた

JFrog Artifactory に、権限の確認が正しくない弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。トークンの署名や発行元は確かめていても、そのトークンで何をしてよいか(使える範囲)を確かめていませんでした。そのため、ログインしている攻撃者に、本来より強い権限を得られる(権限昇格)おそれがあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がトークンを使って要求を送る → 2. トークンの使える範囲が確かめられない → 3. 本来より強い権限で操作される1攻撃者がトークンを使って要求を送る2トークンの使える範囲が確かめられない3本来より強い権限で操作される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がトークンを使って要求を送る → 2. トークンの使える範囲が確かめられない → 3. 本来より強い権限で操作される1攻撃者がトークンを使って要求を送る2トークンの使える範囲が確かめられない3本来より強い権限で操作される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がトークンを使って要求を送る → 2. トークンの使える範囲が確かめられない → 3. 本来より強い権限で操作される1攻撃者がトークンを使って要求を送る2トークンの使える範囲が確かめられない3本来より強い権限で操作される

誰が影響を受ける

JFrog Artifactory の自社運用版(Self Hosted)で、7.133.11 より前のバージョンを使っている組織が影響を受けます。

何をすればいい

7.133.11 以降に更新されているか確認してください。同じ時期に悪用が確認された CVE-2026-42018 も直すため、使っている系列の最新の修正版(7.133 系なら 7.133.28 以降)にしておきましょう。

やることチェックリスト

  • Artifactoryのバージョンを確かめる
  • 7.133.28以降など最新の修正版に更新する
  • 7.133.11以降になっているか確かめる

用語メモ

トークン 用語集で見る
本人確認や手続きのために発行される、合言葉のような文字列のことです。
権限昇格 用語集で見る
攻撃者が、本来は持っていない強い権限を手に入れることです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

JFrog Artifactory Incorrect Authorization Vulnerability

概要

JFrog Artifactory contains an incorrect authorization vulnerability that leads to a privilege escalation attack due to a validation check of the token signature/issuer and not the token’s scope.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る