• ひとことでNx Console の拡張機能に、認証情報を盗む不正な版が紛れ込んだ問題です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることNx Console を 18.100.0 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-48027
製品Nx Nx Console
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-05-27
米国政府機関の対応期限2026-06-10
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-506(埋め込まれた悪意のあるコード)

何が起きた

開発ツールの拡張機能 Nx Console で、不正なコードを仕込んだ版 18.95.0 が公開されてしまいました。この版は、ディスクやメモリにあるトークンや鍵などの認証情報を集めて外へ送る不正なプログラムを取り込むものでした。Visual Studio Marketplace では約18分間、OpenVSX では約36分間公開されていました。CISA の KEV で悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も知られています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が開発者の認証情報を手に入れる → 2. 不正な Nx Console 18.95.0 を公開する → 3. 利用者のエディターに不正な版が入る → 4. 認証情報が集められ外へ送られる1攻撃者が開発者の認証情報を手に入れる2不正な Nx Console 18.95.0 を公開する3利用者のエディターに不正な版が入る4認証情報が集められ外へ送られる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が開発者の認証情報を手に入れる → 2. 不正な Nx Console 18.95.0 を公開する → 3. 利用者のエディターに不正な版が入る → 4. 認証情報が集められ外へ送られる1攻撃者が開発者の認証情報を手に入れる2不正な Nx Console 18.95.0 を公開する3利用者のエディターに不正な版が入る4認証情報が集められ外へ送られる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が開発者の認証情報を手に入れる → 2. 不正な Nx Console 18.95.0 を公開する → 3. 利用者のエディターに不正な版が入る → 4. 認証情報が集められ外へ送られる1攻撃者が開発者の認証情報を手に入れる2不正な Nx Console 18.95.0 を公開する3利用者のエディターに不正な版が入る4認証情報が集められ外へ送られる

誰が影響を受ける

公開されていた時間帯に Nx Console の 18.95.0 を入れた、Visual Studio Code などのエディターの利用者が対象です。影響を受けるのは 18.95.0 だけです。

何をすればいい

Nx Console を 18.100.0 以降に更新してください。メーカーは、影響を受けたおそれがあれば、cat.py を動かす python のプロセスなど不審なプロセスを止めること、不審なファイルを消すこと、その機器から使えるトークン・秘密の情報・SSH の鍵をすべて変えることを求めています。あわせてメーカーの公式の案内で、侵入の痕跡の一覧を確認してください。

やることチェックリスト

  • Nx Console を 18.100.0 以降に更新する
  • メーカーが示す不審なファイルとプロセスを探す
  • 機器から使えるトークンや SSH の鍵を変える

用語メモ

拡張機能
エディターなどのソフトに、あとから機能を足すための追加の部品です。
認証情報 用語集で見る
パスワードやトークン、鍵など、本人であることを示してサービスに入るための情報です。
トークン 用語集で見る
ログイン済みであることを示す、合い言葉のような文字列です。盗まれると本人になりすまされます。
SSH 用語集で見る
離れたコンピューターに安全につないで操作するための仕組みです。鍵を使ってログインします。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Nx Console Embedded Malicious Code Vulnerability

概要

Nx Console contains an embedded malicious code vulnerability that allowed a malicious version of Nx Console to be published. The compromised extension fetched an obfuscated payload that could harvested credentials from multiple sources on disk and in memory.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る