• ひとことでStarletteで、Hostヘッダーの確認不足から、URLのパスをもとにした制限をすり抜けられる弱点です。
  • 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
  • まずやること使っているStarletteのバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-48710
製品Kludex Starlette
深刻度(CVSS)6.5 警告CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:L/A:N
KEVへの追加日2026-09-02
米国政府機関の対応期限2026-09-16
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-444(HTTPリクエストスマグリング)

何が起きた

Python でウェブアプリを作るための部品 Starlette に、HTTP の Host ヘッダー(接続先の名前)を確かめないまま使ってしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。不正な Host ヘッダーを送られると、アプリが判断に使うアドレス(request.url)の中身が、実際に要求されたアドレスと食い違うことがありました。そのため、request.url をもとに制限をかけている仕組みでは、認証などをすり抜けられるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用できる条件です。この弱点は、CVE-2026-42271 と組み合わせて悪用されるおそれがあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が不正なHostヘッダーを送る → 2. アプリが判断に使うアドレスが食い違う → 3. 認証などの制限をすり抜けられる1攻撃者が不正なHostヘッダーを送る2アプリが判断に使うアドレスが食い違う3認証などの制限をすり抜けられる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が不正なHostヘッダーを送る → 2. アプリが判断に使うアドレスが食い違う → 3. 認証などの制限をすり抜けられる1攻撃者が不正なHostヘッダーを送る2アプリが判断に使うアドレスが食い違う3認証などの制限をすり抜けられる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が不正なHostヘッダーを送る → 2. アプリが判断に使うアドレスが食い違う → 3. 認証などの制限をすり抜けられる1攻撃者が不正なHostヘッダーを送る2アプリが判断に使うアドレスが食い違う3認証などの制限をすり抜けられる

誰が影響を受ける

Starlette の 1.0.0 以前のバージョンを使ったウェブアプリを運営している人や組織が影響を受けます。特に、URL のパス(request.url.path)をもとにアクセスを制限している場合が危険です。

何をすればいい

Starlette を 1.0.1 以降に更新してください。Starlette を部品として使っているほかのソフトも、それぞれの案内に従って更新しましょう。前にプロキシを置いていても、おかしな Host ヘッダーを拒否する設定になっていなければ守れません。

やることチェックリスト

  • 使っているStarletteのバージョンを確かめる
  • Starletteを1.0.1以降に更新する
  • URLのパスで制限している仕組みを確かめる

用語メモ

Starlette
Python で、軽くて速いウェブアプリを作るための部品(フレームワーク)です。
Host ヘッダー
ブラウザなどがウェブサーバーに送る、接続先のサイトの名前を書いた情報のことです。

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公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Kludex Starlette HTTP Request/Response Smuggling Vulnerability

概要

Kludex Starlette contains a HTTP request/response smuggling vulnerability that could allow attackers to inject paths into the host part, prepending the actual path leading to issues such as authentication bypass when the authentication depends on the reconstructed URL’s path. This vulnerability could be chaned with CVE-2026-42271.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る