• ひとことでGiteaで、細工した変更を送られると、Gitのフックを仕込まれてコマンドを実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることGiteaを1.27.1以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-60004
製品Gitea Gitea
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-08-25
米国政府機関の対応期限2026-08-28
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-94(コードインジェクション)

何が起きた

ソースコードを管理するソフト Gitea に、プログラムを紛れ込まされる弱点(コードインジェクション)が見つかり、実際に悪用が確認されています。diffpatch という API(変更を当てる窓口)に細工した変更を送られると、Git のフック(決まった操作のときに自動で動くプログラム)を仕込まれます。その結果、Gitea を動かしている OS の利用者の権限で、シェルのコマンドを実行されるおそれがあります。悪用にはリポジトリへの書き込みの権限が必要です。ただし、誰でもアカウントを作れる設定(初期設定)では、外部の人が自分でアカウントとリポジトリを作って、この権限を手に入れられます。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がアカウントを作り書き込みの権限を得る → 2. diffpatchのAPIに細工した変更を送る → 3. Gitのフックを仕込まれる → 4. サーバーでコマンドを実行される1攻撃者がアカウントを作り書き込みの権限を得る2diffpatchのAPIに細工した変更を送る3Gitのフックを仕込まれる4サーバーでコマンドを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がアカウントを作り書き込みの権限を得る → 2. diffpatchのAPIに細工した変更を送る → 3. Gitのフックを仕込まれる → 4. サーバーでコマンドを実行される1攻撃者がアカウントを作り書き込みの権限を得る2diffpatchのAPIに細工した変更を送る3Gitのフックを仕込まれる4サーバーでコマンドを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者がアカウントを作り書き込みの権限を得る → 2. diffpatchのAPIに細工した変更を送る → 3. Gitのフックを仕込まれる → 4. サーバーでコマンドを実行される1攻撃者がアカウントを作り書き込みの権限を得る2diffpatchのAPIに細工した変更を送る3Gitのフックを仕込まれる4サーバーでコマンドを実行される

誰が影響を受ける

Gitea の 1.17 以降、1.27.1 より前のバージョンを使っている組織が影響を受けます。特に、誰でもアカウントを作れる設定にしている場合は危険です。

何をすればいい

Gitea を 1.27.1 以降に、できるだけ早く更新してください。公式の回避策はないため、更新が唯一の対策です。CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。

やることチェックリスト

  • Giteaを1.27.1以降に更新する
  • 誰でもアカウントを作れる設定か確かめる
  • Giteaに侵害の痕跡がないか調べる

用語メモ

Gitea
自分たちのサーバーで動かせる、ソースコードを管理・共有するためのソフトです。
フック
決まった操作をしたときに、自動で動くように登録しておくプログラムのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Gitea Code Injection Vulnerability

概要

Gitea contains a code injection vulnerability that allows an attacker with repository write access to send a malicious patch to the diffpatch API endpoint to plant an executable Git hook and run shell commands as the Gitea service account.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る