• ひとことでMikroTik RouterOSの通信テストの機能で、ログインせずに機器を再起動させられたり、メモリの一部を漏らされたりする弱点です。
  • 深刻度8.2 重要CVSS v3.1
  • まずやること6系は6.49.21以降、7系は7.23.6か7.24.3以降にする

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基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-67277
製品MikroTik RouterOS
深刻度(CVSS)8.2 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:L/I:N/A:H
KEVへの追加日2026-09-10
米国政府機関の対応期限2026-09-13
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-306(重要な機能での認証の欠如)

何が起きた

MikroTik RouterOS の通信速度のテストの機能(btest)に、認証が済む前の接続を受け付けてしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。ログインしていない相手にテストを始められ、テストの設定によっては、カーネル(OS の中心部分)のメモリの中身が少し送られてしまうおそれがあります。また、計算の不備から RouterOS のカーネルが再起動させられ、通信が一時的に止まるおそれもあります(サービス妨害)。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者がbtestに接続する → 2. 認証が済む前にテストを始める → 3. メモリの一部を漏らされたり機器が再起動させられたりする1攻撃者がbtestに接続する2認証が済む前にテストを始める3メモリの一部を漏らされたり機器が再起動させられたりする攻撃の流れ: 1. 攻撃者がbtestに接続する → 2. 認証が済む前にテストを始める → 3. メモリの一部を漏らされたり機器が再起動させられたりする1攻撃者がbtestに接続する2認証が済む前にテストを始める3メモリの一部を漏らされたり機器が再起動させられたりする攻撃の流れ: 1. 攻撃者がbtestに接続する → 2. 認証が済む前にテストを始める → 3. メモリの一部を漏らされたり機器が再起動させられたりする1攻撃者がbtestに接続する2認証が済む前にテストを始める3メモリの一部を漏らされたり機器が再起動させられたりする

誰が影響を受ける

MikroTik RouterOS を使っている人や組織が影響を受けます。6.49.21 より前、7.23.4 より前、7.24 系の 7.24.2 より前が対象です。

何をすればいい

6 系は 6.49.21 以降、7 系は 7.23.4(長期サポート版)または 7.24.2(安定版)以降でこの弱点は直ります。ただし 7.24.0 と 7.24.1 は影響を受けます。同じ告知の別の弱点も直すため、メーカーは 7.23.6 か 7.24.3 以降を勧めています。SSH や管理画面(WebFig)はインターネットに開かず、管理には VPN を使いましょう。

やることチェックリスト

  • 6系は6.49.21以降、7系は7.23.6か7.24.3以降にする
  • btestなどの管理用の機能を外から使えなくする
  • 予期しない再起動やログのFlaggedを確かめる

用語メモ

btest
RouterOS で、通信の速さを測るためのテストの機能です。
サービス妨害 用語集で見る
機器を止めたり重くしたりして、サービスを使えなくする攻撃のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

MikroTik RouterOS Missing Authentication for Critical Function Vulnerability

概要

MikroTik RouterOS contains a missing authentication for critical function vulnerability which allows kernel memory disclosure and denial of service in the btest service.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る