• ひとことでCisco Secure Email Gatewayで、細工したメールからroot権限で命令を実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることAsyncOSを修正版に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-76461
製品Cisco Secure Email Gateway
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-14
米国政府機関の対応期限2026-09-17
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-89(SQLインジェクション)

何が起きた

Cisco Secure Email Gateway の AsyncOS に、メールを読み取る処理の確認が不十分な弱点(SQL インジェクション)が見つかり、実際に悪用が確認されています。悪意ある SQL の命令を含む、細工したメールを送られると、ログインしていない攻撃者に、最も強い権限(root)で命令を実行されるおそれがあります。ネットワーク経由で悪用できる条件です。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したメールを送る → 2. メールの処理でSQLの命令が実行される → 3. root権限で命令を実行される1攻撃者が細工したメールを送る2メールの処理でSQLの命令が実行される3root権限で命令を実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したメールを送る → 2. メールの処理でSQLの命令が実行される → 3. root権限で命令を実行される1攻撃者が細工したメールを送る2メールの処理でSQLの命令が実行される3root権限で命令を実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したメールを送る → 2. メールの処理でSQLの命令が実行される → 3. root権限で命令を実行される1攻撃者が細工したメールを送る2メールの処理でSQLの命令が実行される3root権限で命令を実行される

誰が影響を受ける

Cisco Secure Email Gateway(AsyncOS)を使っている組織が、物理・仮想の機器ともに、設定にかかわらず影響を受けます。修正版(15.5.5-014、16.0.4-302、16.5.0-780)より前のバージョンが対象です。

何をすればいい

修正版へ更新してください。16.5 より前の版を使っている場合は、16.5.0-780 へ移ることが勧められています。回避策はありません。あわせて、メーカーの案内にある方法でログを調べ、侵害の痕跡がないか確かめましょう。

やることチェックリスト

  • AsyncOSを修正版に更新する
  • 16.5より前なら16.5.0-780へ移る
  • mail_logsに不審なSQLがないか確かめる

用語メモ

SQL インジェクション 用語集で見る
入力に、データベースへの命令(SQL)を紛れ込ませて、不正な操作をさせる攻撃のことです。
root 用語集で見る
システム全体を自由に操作できる、最も強い権限のことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Cisco Secure Email Gateway SQL Injection Vulnerability

概要

Cisco AsyncOS software for Cisco Secure Email Gateway (SEG) contains a SQL injection vulnerability that could allow an unauthenticated, remote attacker to execute arbitrary commands with root privileges on the underlying operating system.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る