• ひとことでChromeなどのV8で、細工したページから、隔離された範囲(サンドボックス)の中で任意のコードを実行される弱点です。
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることGoogle Chromeを153.0.8010.36以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-87491
製品Google Chromium V8
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-09
米国政府機関の対応期限2026-09-23
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-787(範囲外への書き込み)

何が起きた

Google Chrome などで使われる JavaScript の処理の部品 V8 に、メモリの決められた範囲の外に書き込んでしまう弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。細工した HTML のページを開かせることで、離れた場所にいる攻撃者に、サンドボックス(隔離された場所)の中で任意のコードを実行されるおそれがあります。攻撃には、利用者がページを開くなどの操作が必要です。Microsoft Edge や Opera など、Chromium をもとにしたほかのブラウザも影響を受ける可能性があります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したページを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. サンドボックスの中で任意のコードを実行される1攻撃者が細工したページを用意する2利用者がそのページを開く3サンドボックスの中で任意のコードを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したページを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. サンドボックスの中で任意のコードを実行される1攻撃者が細工したページを用意する2利用者がそのページを開く3サンドボックスの中で任意のコードを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したページを用意する → 2. 利用者がそのページを開く → 3. サンドボックスの中で任意のコードを実行される1攻撃者が細工したページを用意する2利用者がそのページを開く3サンドボックスの中で任意のコードを実行される

誰が影響を受ける

Google Chrome の 153.0.8010.36 より前のバージョンを使っている人が影響を受けます(修正版は、Windows と Mac は 153.0.8010.36/.37、Linux は 153.0.8010.36)。Chromium をもとにしたほかのブラウザも、影響を受ける可能性があります。

何をすればいい

Google Chrome を 153.0.8010.36 以降に更新してください。Microsoft Edge など、ほかのブラウザもそれぞれのメーカーの案内に従って更新しましょう。

やることチェックリスト

  • Google Chromeを153.0.8010.36以降に更新する
  • EdgeやOperaなどのブラウザも更新する
  • 更新後にブラウザを再起動する

用語メモ

V8 用語集で見る
Google Chrome などで、JavaScript というプログラムを動かすための部品です。
サンドボックス 用語集で見る
プログラムを、ほかの部分から切り離した場所で動かして、被害を広げないための仕組みです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Google Chromium V8 Out of Bounds Write Vulnerability

概要

Google Chromium V8 contains an out of bounds write vulnerability that allows a remote attacker to execute arbitrary code inside the sandbox via a crafted HTML page. This vulnerability could affect multiple web browsers that utilize Chromium, including, but not limited to, Google Chrome, Microsoft Edge, and Opera.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る