• ひとことでF5 BIG-IP APMをOAuthの認可サーバーとして使っていると、遠隔からプログラムを実行される弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることAPMがOAuthの認可サーバーか確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2026-94127
製品F5 BIG-IP APM
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2026-09-22
米国政府機関の対応期限2026-09-25
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-122(ヒープ領域のバッファオーバーフロー)

何が起きた

F5 の BIG-IP APM に、メモリのあふれ(ヒープバッファオーバーフロー)の弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。アクセスポリシーと OAuth のプロファイルが仮想サーバーに設定されているとき、特定の悪意ある通信によって、ログインしていない攻撃者に遠隔からプログラムを実行されるおそれがあります。この弱点があるのは、BIG-IP APM を OAuth の認可サーバーとして設定している場合だけです。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が悪意ある通信を送る → 2. OAuthの処理でメモリがあふれる → 3. 遠隔からプログラムを実行される1攻撃者が悪意ある通信を送る2OAuthの処理でメモリがあふれる3遠隔からプログラムを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が悪意ある通信を送る → 2. OAuthの処理でメモリがあふれる → 3. 遠隔からプログラムを実行される1攻撃者が悪意ある通信を送る2OAuthの処理でメモリがあふれる3遠隔からプログラムを実行される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が悪意ある通信を送る → 2. OAuthの処理でメモリがあふれる → 3. 遠隔からプログラムを実行される1攻撃者が悪意ある通信を送る2OAuthの処理でメモリがあふれる3遠隔からプログラムを実行される

誰が影響を受ける

BIG-IP APM を OAuth の認可サーバーとして設定している組織が影響を受けます。OAuth のクライアントやリソースサーバーとしてだけ使っている場合は、影響を受けません。アプライアンスモードの BIG-IP も影響を受けます。

何をすればいい

使っている系列のホットフィックス(17.1 系は Hotfix-BIGIP-17.1.3.5.0.41.14-ENG など)を、できるだけ早く適用してください。CISA は、まず F5 のサポートから入手する iRule で一時的に守り、侵害されていないかを調べたうえで、修正を入れるよう案内しています。ログで、OAuth の認証の失敗が短い時間に大量にないかも確かめましょう。

やることチェックリスト

  • APMがOAuthの認可サーバーか確かめる
  • 使っている系列のホットフィックスを適用する
  • OAuthの認証の失敗が大量にないかログを見る

用語メモ

OAuth
別のサービスに、パスワードを渡さずに一部の権限だけを許可するための仕組みです。
iRule
BIG-IP で、通信の扱い方を細かく決めるためのルールのことです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

F5 BIG-IP APM Heap-based Buffer Overflow Vulnerability

概要

F5 BIG-IP APM contains a heap-based buffer overflow vulnerability when access policy and an OAuth profile are configured on a virtual server. This vulnerability could allow an unauthenticated attacker to perform remote code execution.

推奨対応

Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る