- ひとことでWindowsで、インターネットから来たファイルへの守りをすり抜けられる弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることWindows Updateで10月の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2026-96951 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-10-13 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-10-16 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-77(コマンドインジェクション) |
何が起きた
MicrosoftのWindows Shellで、インターネットから来たファイルへの守り(Mark of the Web)をすり抜けられてしまう問題が見つかりました。この問題は、実際に悪用されていることが確認されています。攻撃者が細工したファイルを送り、利用者がそれを開くなどの操作をきっかけにして悪用されます。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows 10、Windows 11、Windows Server 2012 R2〜2025 で、2026年10月のセキュリティ更新プログラムを当てていないものが影響を受けます。ただし、Windows 10 の Home や Pro と Windows Server 2012 R2 は通常のサポートが終わっており、この修正は、拡張セキュリティ更新(ESU)に入っている環境にしか届きません。
何をすればいい
Windows Update で、2026年10月のセキュリティ更新プログラムを適用してください。Windows 10 の Home や Pro は2025年10月14日にサポートが終わっており、その後の更新は、有料の拡張セキュリティ更新(ESU)に入っている PC にしか届きません。Windows Server 2012 R2 も、更新が届くのは ESU に入っている環境だけです。ESU に入っていない場合は、Windows Update をしてもこの弱点は直らないため、サポート中の Windows 11 などへの移行を検討してください。知らない相手から届いたファイルやリンクは開かないようにしましょう。また、CISA は、この脆弱性について侵害の痕跡がないか調べるよう求めています。
やることチェックリスト
- Windows Updateで10月の更新を適用する
- ESUのないWindows 10 Home/Proは移行を検討する
- 侵害の痕跡がないか調べる
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(msrc.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Command Injection Vulnerability
概要
Microsoft Windows Shell contains a command injection vulnerability that allows an unauthorized attacker to bypass a security feature over a network.
推奨対応
Apply mitigations in accordance with vendor instructions, ensuring compliance with CISA’s BOD 26-04 Prioritizing Security Updates Based on Risk (see URL in Notes) guidance and CISA’s “Forensics Triage Requirements” (see URL in Notes). Follow applicable BOD 26-04 guidance for cloud services or discontinue use of the product if mitigations are unavailable. Stakeholders are responsible for evaluating each asset's internet exposure and ensuring adherence to BOD 26-04 patching guidelines.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る