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libwebp(CVE-2023-4863)
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過去の事例 この記事は過去に話題になった脆弱性の解説です。現在の状況は公式情報でご確認ください。
基本情報(データから表示)
| 通称 | libwebp |
|---|---|
| CVE番号 | CVE-2023-4863 |
| いつ起きたか | NVD に登録された日: 2023-09-12 KEV に追加された日: 2023-09-13 |
| 製品 | Google Chromium WebP |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-787 |
何が起きた
WebP という画像の形式を扱う部品 libwebp に見つかった弱点で、実際に悪用が確認されました。細工した HTML のページを開かせることで、離れた場所にいる攻撃者が、メモリの決められた範囲の外に書き込めるおそれがありました。攻撃には、利用者がページを開くなどの操作が必要でした。この部品は Google Chrome のほか、WebP の画像を扱う多くのアプリでも使われています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Google Chrome の 116.0.5845.187 より前のバージョンを使っている人が影響を受けました。libwebp そのものは、1.3.2 より前の版が影響を受けました。libwebp を使って WebP の画像を扱うほかのアプリも、影響を受ける可能性がありました。
何をすればいい
今でも古いバージョンが使われていないか確認してください。Google Chrome は 116.0.5845.187 以降に更新します。libwebp を組み込んで使っている場合は、1.3.2 以降に更新します。WebP の画像を扱うほかのアプリやブラウザも、それぞれのメーカーの案内に従って更新しましょう。
やることチェックリスト
- Google Chromeを116.0.5845.187以降に更新する
- libwebpを組み込んでいれば1.3.2以降にする
- ほかのブラウザやアプリも更新する
用語メモ
- WebP
- Google が作った、ファイルの大きさを小さくできる画像の形式です。
- libwebp
- WebP の画像を読み書きするための部品(ライブラリ)です。
- メモリ
- コンピュータがプログラムを動かすときに、データを一時的に置いておく場所のことです。
元データ(英語)
Google Chromium WebP Heap-Based Buffer Overflow Vulnerability
概要(CISA KEV)
Google Chromium WebP contains a heap-based buffer overflow vulnerability that allows a remote attacker to perform an out-of-bounds memory write via a crafted HTML page. This vulnerability can affect applications that use the WebP Codec.
説明(NVD)
Heap buffer overflow in libwebp in Google Chrome prior to 116.0.5845.187 and libwebp 1.3.2 allowed a remote attacker to perform an out of bounds memory write via a crafted HTML page. (Chromium security severity: Critical)