- ひとことでWindows の動画用 ActiveX コントロールに、細工した Web ページでプログラムを実行される弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることMS09-032 と MS09-037 の更新を適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2008-0015 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2026-02-17 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2026-03-10 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
Microsoft Windows の DirectShow に含まれる動画用の ActiveX コントロール(msvidctl.dll)に、メモリのあふれ(スタックバッファオーバーフロー)の弱点が見つかりました。利用者が攻撃者の作った Web ページを見ると、攻撃者が任意の(好きに選べる)プログラムを、ログインしている利用者と同じ権限で実行できるおそれがあります。ネットワーク経由で、ログイン不要の攻撃者が悪用できますが、利用者がページを開く操作が必要です。この弱点は 2009年 7月に実際の悪用が確認されており、CISA の KEV にも掲載されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
データによると、影響を受けるのは Microsoft Windows 2000 SP4、XP SP2 と SP3、Server 2003 SP2、Vista(Gold、SP1、SP2)、Server 2008(Gold と SP2)です。どれも Microsoft のサポートがすでに終わった古い Windows で、延長サポートの終了は Windows 2000 が 2010年7月、XP が 2014年4月、Server 2003 が 2015年7月、Vista が 2017年4月、Server 2008 が 2020年1月です。
何をすればいい
Microsoft は 2009年 に MS09-032 と MS09-037 で修正を出しています。古い Windows で更新が当たっていない場合は、Microsoft の公式の案内を確認し、これらの更新を適用してください。MS09-032 では、この ActiveX コントロールを Internet Explorer で動かさないようにする設定(kill bit)が配られました。データにある Windows はどれもサポートが終わっていて、新しい修正は届きません。今も使っている場合は、サポート中の新しい Windows へ置き換えてください。
やることチェックリスト
- MS09-032 と MS09-037 の更新を適用する
- ActiveX コントロールを kill bit で止める
- 古い Windows を新しい版へ置き換える
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(web.archive.org)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Video ActiveX Control Remote Code Execution Vulnerability
概要
Microsoft Windows Video ActiveX Control contains a remote code execution vulnerability. An attacker could exploit the vulnerability by constructing a specially crafted Web page. When a user views the Web page, the vulnerability could allow remote code execution. An attacker who successfully exploited this vulnerability could gain the same user rights as the logged-on user.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る