• ひとことでAdobe Reader と Acrobat の弱点で、アプリを止められたり任意のコードを実行されたりする問題です。
  • 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることReader と Acrobat の 9.x を 9.3.1 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2010-0188
製品Adobe Reader and Acrobat
深刻度(CVSS)7.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-03
米国政府機関の対応期限2022-03-24
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-94(コードインジェクション)

何が起きた

Adobe Reader と Adobe Acrobat に、アプリを止められたり(サービス妨害)、任意のコード(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行されたりする可能性がある弱点が見つかりました。NVD の評価では、攻撃は対象の機器上で行われ、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が、被害者の操作なしに悪用できます。CISA は実際の悪用を確認しており、ランサムウェアの攻撃にも使われたことが分かっています。具体的な攻撃の方法は、このデータからは不明です。

誰が影響を受ける

NVD の説明によると、Adobe Reader と Adobe Acrobat の 8.x(8.2.1 より前)と 9.x(9.3.1 より前)が影響を受けます。

何をすればいい

Adobe によると、修正版は Adobe Reader と Adobe Acrobat の 9.3.1 です。9.3.1 に更新できない Windows と Macintosh の Adobe Reader には 8.2.1 が用意され、Acrobat の 8.x は 8.2.1 に更新します。使っている Reader と Acrobat が、これらの版以降に更新されているか確認してください。Adobe は、製品の自動更新の機能(「ヘルプ」メニューの更新の確認)で更新できると案内しています。

やることチェックリスト

  • Reader と Acrobat の 9.x を 9.3.1 以降に更新する
  • Reader と Acrobat の 8.x を 8.2.1 以降に更新する
  • Reader と Acrobat の版番号を確かめる

用語メモ

サービス妨害 用語集で見る
アプリやサーバーを止めたり重くしたりして、使えない状態にする攻撃です。
ランサムウェア 用語集で見る
ファイルを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求する悪意のあるプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Adobe Reader and Acrobat Arbitrary Code Execution Vulnerability

概要

Unspecified vulnerability in Adobe Reader and Acrobat allows attackers to cause a denial of service or possibly execute arbitrary code.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る