• ひとことでAdobe ColdFusion の管理画面から、サーバー上のファイルを読まれる弱点です。
  • 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
  • まずやることColdFusion のバージョンを確かめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2010-2861
製品Adobe ColdFusion
深刻度(CVSS)9.8 緊急CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-25
米国政府機関の対応期限2022-04-15
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-22(パストラバーサル)

何が起きた

Web アプリを動かすための製品 Adobe ColdFusion の管理者用の画面(administrator console)に、ディレクトリトラバーサルの弱点がありました。ネットワーク経由で、ログインなしの攻撃者が、locale という値を細工して送ることで、サーバー上の任意のファイル(攻撃者が好きに選べるファイル)を読み出せるおそれがあります。CISA の KEV に悪用が確認された脆弱性として載っており、ランサムウェアの攻撃での利用も確認されています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理画面のページにアクセスする → 2. locale の値を細工して送る → 3. サーバー上のファイルの中身が返される1攻撃者が管理画面のページにアクセスする2locale の値を細工して送る3サーバー上のファイルの中身が返される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理画面のページにアクセスする → 2. locale の値を細工して送る → 3. サーバー上のファイルの中身が返される1攻撃者が管理画面のページにアクセスする2locale の値を細工して送る3サーバー上のファイルの中身が返される攻撃の流れ: 1. 攻撃者が管理画面のページにアクセスする → 2. locale の値を細工して送る → 3. サーバー上のファイルの中身が返される1攻撃者が管理画面のページにアクセスする2locale の値を細工して送る3サーバー上のファイルの中身が返される

誰が影響を受ける

NVD の説明では、Adobe ColdFusion 9.0.1 以前が影響を受けます。Adobe の勧告(APSB10-18)では、Windows、Macintosh、UNIX 向けの ColdFusion 8.0、8.0.1、9.0、9.0.1 と、それ以前のバージョンが対象とされています。

何をすればいい

Adobe は、影響を受ける ColdFusion の利用者に、勧告で示した技術文書の手順で修正(ホットフィックス)を当てるよう案内しています。ColdFusion を使っている場合は、修正が適用されているか、または新しいバージョンに更新されているかを確認してください。詳しくは公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • ColdFusion のバージョンを確かめる
  • APSB10-18 の手順で修正を当てる
  • 修正が当たっているか確かめる

用語メモ

ディレクトリトラバーサル 用語集で見る
ファイルの場所の指定を細工して、本来は見せない場所にあるファイルを読み出す攻撃のことです。
ランサムウェア 用語集で見る
データを暗号化して使えなくし、元に戻す代わりに身代金を求める不正なプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Adobe ColdFusion Directory Traversal Vulnerability

概要

A directory traversal vulnerability exists in the administrator console in Adobe ColdFusion which allows remote attackers to read arbitrary files.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る