• ひとことでInternet Explorer で、細工したページから任意のプログラムを動かされる弱点です。
  • 深刻度8.1 重要CVSS v3.1
  • まずやることInternet Explorer の利用をやめる

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2010-3962
製品Microsoft Internet Explorer
深刻度(CVSS)8.1 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-10-06
米国政府機関の対応期限2025-10-27
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)不明

何が起きた

Microsoft の Internet Explorer で、正しく準備されていない、または削除済みのメモリ上のデータを使ってしまう弱点が見つかり、実際の悪用が確認されています。NVD に登録された CISA の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が、利用者の操作なしに悪用できるとされています。一方 Microsoft の説明では、攻撃者は細工した Web ページを見せる、または細工した Word 文書を開かせる必要があるとされています。悪用されると、ログイン中の利用者と同じ権限で、攻撃者が選んだ任意のプログラムを動かされるおそれがあります。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web ページを用意する → 2. 利用者を誘ってページを見せる → 3. ブラウザーのメモリ処理が壊れる → 4. 任意のプログラムが動かされる1攻撃者が細工した Web ページを用意する2利用者を誘ってページを見せる3ブラウザーのメモリ処理が壊れる4任意のプログラムが動かされる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web ページを用意する → 2. 利用者を誘ってページを見せる → 3. ブラウザーのメモリ処理が壊れる → 4. 任意のプログラムが動かされる1攻撃者が細工した Web ページを用意する2利用者を誘ってページを見せる3ブラウザーのメモリ処理が壊れる4任意のプログラムが動かされる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工した Web ページを用意する → 2. 利用者を誘ってページを見せる → 3. ブラウザーのメモリ処理が壊れる → 4. 任意のプログラムが動かされる1攻撃者が細工した Web ページを用意する2利用者を誘ってページを見せる3ブラウザーのメモリ処理が壊れる4任意のプログラムが動かされる

誰が影響を受ける

NVD の説明では、Internet Explorer 6、7、8 を使っている人や組織が対象です。Microsoft のライフサイクルのページでは、Internet Explorer 8 はサポートが終わっていると明記され、2016 年 1 月 12 日からは、サポート中の OS で使える最新の Internet Explorer だけが更新を受けられるとされています。IE 11 のデスクトップアプリも、一部の Windows で 2022 年 6 月 15 日にサポートが終わっています。

何をすればいい

Microsoft の公式の案内を確認してください。この弱点は 2010 年のセキュリティ更新 MS10-090(KB 2416400)で修正されています。Internet Explorer 6、7、8 は今では更新を受けられないため、使い続けず、Microsoft が勧める Microsoft Edge に移ってください。知らない相手からのリンクや Word 文書は開かないでください。

やることチェックリスト

  • Internet Explorer の利用をやめる
  • Microsoft Edge に移行する
  • 知らない相手のリンクや文書を開かない

用語メモ

Internet Explorer
Microsoft が以前提供していた Web ブラウザーです。現在は後継の Microsoft Edge への移行が勧められています。
任意のプログラム 用語集で見る
攻撃者が好きに選んで動かせるプログラムのことです。
Microsoft Edge
Microsoft が現在提供している Web ブラウザーで、Internet Explorer の後継です。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Internet Explorer Uninitialized Memory Corruption Vulnerability

概要

Microsoft Internet Explorer contains an uninitialized memory corruption vulnerability that could allow for remote code execution. The impacted product could be end-of-life (EoL) and/or end-of-service (EoS). Users should discontinue product utilization.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る