- ひとことでWindows のフォント処理で、文書やページからコードを実行される弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることMS11-087 の更新プログラムを適用する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2011-3402 |
|---|---|
| 製品 | Microsoft Windows |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-10-06 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-10-27 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | 不明 |
何が起きた
Windows のカーネルモードドライバー win32k.sys の中にある、TrueType フォントを読み取る部分に弱点が見つかりました。細工したフォントのデータを含む Word 文書や Web ページを開くと、離れた場所から任意の(攻撃者が好きに選べる)コードを実行される可能性があります。NVD の評価では、ネットワーク経由でログインなしに悪用できますが、利用者が文書やページを開く操作が必要です。実際の悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Windows XP SP2 と SP3、Windows Server 2003 SP2、Windows Vista SP2、Windows Server 2008 SP2、R2、R2 SP1、Windows 7 Gold と SP1 が対象です。このうち、たとえば Windows 7 は、Microsoft のサポートがすでに終わっています。
何をすればいい
Microsoft の公式の案内(セキュリティ情報 MS11-087)を確認し、更新プログラムを適用してください。この弱点は MS12-034 の対象にも含まれています。更新前の回避策として、Microsoft は T2EMBED.DLL へのアクセスを拒否する方法を案内していました。サポートの終わった Windows は新しいものへ移行し、知らない相手からの文書は開かないようにしてください。
やることチェックリスト
- MS11-087 の更新プログラムを適用する
- サポート終了の Windows 7 から移行する
- 知らない相手からの Word 文書を開かないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(docs.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- 公式の対策の出典(learn.microsoft.com)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Microsoft Windows Remote Code Execution Vulnerability
概要
Microsoft Windows Kernel contains an unspecified vulnerability in the TrueType font parsing engine in win32k.sys in the kernel-mode drivers that allows remote attackers to execute arbitrary code via crafted font data in a Word document or web page.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る