- ひとことでARM 向け Linux カーネルで、アプリがカーネルのメモリを読み書きできる弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることLinux カーネルを 3.5.5 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2013-6282 |
|---|---|
| 製品 | Linux Kernel |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-09-15 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-10-06 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-20(入力の確認の不備) |
何が起きた
Linux カーネルの get_user と put_user という関数が、ARM v6k/v7 の機器で使われたとき、読み書きする先のアドレスを確認していない弱点が見つかりました。細工したアプリを使うと、カーネルのメモリを読んだり書き換えたりでき、権限昇格につながる可能性があります。2013年10月と11月に Android 端末への攻撃で実際に悪用されたと報告されています。NVDの評価では、ネットワーク経由で、一般利用者程度の権限を持つ攻撃者が悪用できるとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
v6k と v7 の ARM の機器で動く Linux カーネル 3.5.5 より前を使っている機器が対象です。Android 端末なども含まれます。
何をすればいい
Linux カーネルを 3.5.5 以降、または機器のメーカーやディストリビューションが出した修正済みの版に更新されているか確認してください。Android 端末などは、メーカーの公式の案内を確認し、提供されている更新を適用してください。
やることチェックリスト
- Linux カーネルを 3.5.5 以降に更新する
- Android 端末はメーカーの更新を適用する
- 出所の分からないアプリを入れないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(git.kernel.org)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- 公式の対策の出典(kernel.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Linux Kernel Improper Input Validation Vulnerability
概要
The get_user and put_user API functions of the Linux kernel fail to validate the target address when being used on ARM v6k/v7 platforms. This allows an application to read and write kernel memory which could lead to privilege escalation.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る