- ひとことでGNU Bash で、細工した環境変数から命令を実行される弱点です。
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることBash の版とパッチの番号を確認する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2014-6278 |
|---|---|
| 製品 | GNU GNU Bash |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2025-10-02 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2025-10-23 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
多くの Linux などで使われるシェル GNU Bash に、環境変数の中の関数の定義を正しく読み取れない弱点が見つかり、実際の悪用が確認されています。NVD に登録された CISA の評価では、ネットワーク経由で、ログインしていない攻撃者が悪用でき、利用者の操作が必要とされています。細工した環境変数を Bash に渡すことで、攻撃者が選んだ任意の命令を実行されるおそれがあります。NVD によると、これは CVE-2014-6271、CVE-2014-7169、CVE-2014-6277 の修正が不十分だったために残った弱点です。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
NVD の説明では、GNU Bash 4.3 の bash43-026 までが対象です。OpenSSH の ForceCommand、Apache HTTP Server の mod_cgi や mod_cgid、DHCP クライアントのスクリプトなど、外から受け取った値を環境変数として Bash に渡す仕組みが攻撃の入り口になります。
何をすればいい
GNU の公式の案内を確認してください。NVD の説明では bash43-026 までが影響を受けるとされ、その次のパッチ bash43-027 では、環境変数の中身だけで関数かどうかを判断しないよう、関数の受け渡し方が変えられています。GNU が公開している最新のパッチを当てた Bash に更新してください。
やることチェックリスト
- Bash の版とパッチの番号を確認する
- 最新のパッチを当てた Bash に更新する
- bash43-026 以前の Bash を残さない
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- メーカー等の情報(ibm.com)
- メーカー等の情報(sec.cloudapps.cisco.com)
- メーカー等の情報(support.broadcom.com)
- 公式の対策の出典(ftp.gnu.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
GNU Bash OS Command Injection Vulnerability
概要
GNU Bash contains an OS command injection vulnerability which allows remote attackers to execute arbitrary commands via a crafted environment.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る