• ひとことでInternet Explorer のメモリー破壊の弱点で、細工されたサイトから乗っ取られる問題
  • 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
  • まずやることInternet Explorer 11 から Microsoft Edge に移る

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2015-2425
製品Microsoft Internet Explorer
深刻度(CVSS)8.8 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-05-25
米国政府機関の対応期限2022-06-15
ランサムウェアでの悪用不明(確認されていない)
弱点の種類(CWE)CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備)

何が起きた

Microsoft Internet Explorer には、メモリーの中身を壊してしまう弱点(メモリー破壊)があり、攻撃者がプログラムを実行したり、動作を止めたりできるおそれがあります。この弱点は実際の攻撃に使われたことが確認されています。攻撃者はネットワーク経由で、ログインなしに悪用できますが、利用者に細工されたWebサイトを見てもらう必要があります。Microsoft は、悪用されると利用者と同じ権限を取られるおそれがあると説明しています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したWebサイトを用意する → 2. リンクなどで利用者をサイトへ誘う → 3. Internet Explorer のメモリーが壊される → 4. 利用者と同じ権限でプログラムが動かされる1攻撃者が細工したWebサイトを用意する2リンクなどで利用者をサイトへ誘う3Internet Explorer のメモリーが壊される4利用者と同じ権限でプログラムが動かされる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したWebサイトを用意する → 2. リンクなどで利用者をサイトへ誘う → 3. Internet Explorer のメモリーが壊される → 4. 利用者と同じ権限でプログラムが動かされる1攻撃者が細工したWebサイトを用意する2リンクなどで利用者をサイトへ誘う3Internet Explorer のメモリーが壊される4利用者と同じ権限でプログラムが動かされる攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したWebサイトを用意する → 2. リンクなどで利用者をサイトへ誘う → 3. Internet Explorer のメモリーが壊される → 4. 利用者と同じ権限でプログラムが動かされる1攻撃者が細工したWebサイトを用意する2リンクなどで利用者をサイトへ誘う3Internet Explorer のメモリーが壊される4利用者と同じ権限でプログラムが動かされる

誰が影響を受ける

Internet Explorer 11 を使っている人が影響を受けます。Microsoft によると、この弱点は Internet Explorer 11 だけが対象です。Internet Explorer 11 のデスクトップアプリは、Windows 10 の半期チャネルと呼ばれる版では、2022年6月15日にサポートが終わっています。

何をすればいい

Microsoft はセキュリティ情報 MS15-065(KB 3065822)でこの弱点を修正しています。Microsoft は、Internet Explorer 11 から IE モード付きの Microsoft Edge へ移るよう勧めています。あわせて、メーカー(Microsoft)の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • Internet Explorer 11 から Microsoft Edge に移る
  • 古いサイトは Edge の IE モードで表示する
  • 知らない相手からのリンク先のサイトを開かない

用語メモ

メモリー破壊 用語集で見る
プログラムが、使ってはいけないメモリーの場所を書き換えてしまう不具合です。これを悪用されると、攻撃者のプログラムを動かされることがあります。
IE モード 用語集で見る
Microsoft Edge の中で、古い Internet Explorer 向けのサイトを表示するための機能です。
Microsoft Edge
Microsoft が提供している、現在の標準のブラウザーです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Internet Explorer Memory Corruption Vulnerability

概要

Microsoft Internet Explorer contains a memory corruption vulnerability that allows remote attackers to execute code or cause denial-of-service (DoS).

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る