- ひとことでiPhone などの iOS カーネルから、メモリの中身を読み取られる弱点
- 深刻度5.5 警告CVSS v3.1
- まずやることiOS 9 は 9.3.5 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2016-4655 |
|---|---|
| 製品 | Apple iOS |
| 深刻度(CVSS) | 5.5 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N |
| KEVへの追加日 | 2022-05-24 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-06-14 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-200(権限のない人への機密情報の露出) |
何が起きた
Apple iOS のカーネル(OS の中心部分)に、細工したアプリによってメモリの中身を読み取られてしまう弱点が見つかりました。Apple は、入力の確かめ方が不十分だったことが原因と説明しています。攻撃は端末の上で行われ、利用者の操作が必要とされています。CISA が実際の悪用を確認しています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
iOS 9.3.5 より前を使っている iPhone、iPad、iPod touch が対象です。Apple は iOS 10 向けにも、iOS 10.0.1 でこの弱点を修正しています。
何をすればいい
iOS 9 を使っている場合は 9.3.5 以降、iOS 10 を使っている場合は 10.0.1 以降に更新しているか確認してください。iOS 9.3.5 では、CVE-2016-4656 と CVE-2016-4657 もあわせて修正されています。あわせて公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- iOS 9 は 9.3.5 以降に更新する
- iOS 10 は 10.0.1 以降に更新する
- 出どころの分からないアプリを入れないようにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple iOS Information Disclosure Vulnerability
概要
The Apple iOS kernel allows attackers to obtain sensitive information from memory via a crafted application.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る