• ひとことでWindows の COM の部品で、権限を上げられる弱点です。
  • 深刻度7.3 重要CVSS v3.1
  • まずやることWindows Update で最新の更新を適用する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2017-0213
製品Microsoft Windows
深刻度(CVSS)7.3 重要CVSS v3.1
NVD による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2022-03-28
米国政府機関の対応期限2022-04-18
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)不明

何が起きた

Windows の COM Aggregate Marshaler(プログラムの部品どうしの受け渡しを受け持つ仕組み)に、攻撃者が権限を上げられる弱点が見つかりました。攻撃者が細工したアプリを動かすことで悪用され、成功すると高い権限で任意のコードを実行できます。Microsoft によると、この弱点だけではコードを実行できず、ほかの弱点と組み合わせて使われる可能性があります。実際に悪用が確認されており、ランサムウェアでの悪用も知られています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したアプリを動かす → 2. COM の弱点で権限を上げる → 3. 高い権限で任意のコードを実行する1攻撃者が細工したアプリを動かす2COM の弱点で権限を上げる3高い権限で任意のコードを実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したアプリを動かす → 2. COM の弱点で権限を上げる → 3. 高い権限で任意のコードを実行する1攻撃者が細工したアプリを動かす2COM の弱点で権限を上げる3高い権限で任意のコードを実行する攻撃の流れ: 1. 攻撃者が細工したアプリを動かす → 2. COM の弱点で権限を上げる → 3. 高い権限で任意のコードを実行する1攻撃者が細工したアプリを動かす2COM の弱点で権限を上げる3高い権限で任意のコードを実行する

誰が影響を受ける

Windows 7 SP1、Windows 8.1、Windows RT 8.1、Windows 10(Gold、1511、1607、1703)、Windows Server 2008 SP2、Windows Server 2008 R2 SP1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2、Windows Server 2016 を使っている人・組織が対象です。

何をすればいい

Microsoft の公式の案内を確認し、2017年5月 以降の更新プログラムを適用してください。たとえば Windows 7 と Windows Server 2008 R2 は KB4019264、Windows 10 Version 1607 と Windows Server 2016 は KB4019472、Version 1703 は 2017年9月 に追加で出た KB4038788 です。Windows Update で更新が入っているか確認してください。

やることチェックリスト

  • Windows Update で最新の更新を適用する
  • Windows 7 は KB4019264 を適用する
  • 1607 と Server 2016 は KB4019472 を適用する

用語メモ

COM
Windows で、プログラムの部品どうしが決まった方法で呼び合うための仕組みです。
権限 用語集で見る
パソコンの中で何をしてよいかの範囲です。権限が上がると、より多くの操作ができてしまいます。
ランサムウェア 用語集で見る
ファイルを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求する悪いプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Microsoft Windows Privilege Escalation Vulnerability

概要

Microsoft Windows COM Aggregate Marshaler allows for privilege escalation when an attacker runs a specially crafted application.

推奨対応

Apply updates per vendor instructions.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る