- ひとことでZyxel の家庭用ルーター EMG2926 で、診断機能から命令を実行できる弱点
- 深刻度8.8 重要CVSS v3.1
- まずやることEMG2926 のファームウェアの版を確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2017-6884 |
|---|---|
| 製品 | Zyxel EMG2926 Routers |
| 深刻度(CVSS) | 8.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2023-09-18 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2023-10-09 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
Zyxel の家庭用ルーター EMG2926 の診断ツール(nslookup の機能)に、コマンドインジェクションという弱点が見つかりました。ping_ip などの入力欄に細工した文字を入れると、ルーターの上で任意の(攻撃者が好きに選んだ)命令を実行される可能性があります。攻撃者はネットワーク経由で狙えますが、一般利用者程度の権限(ログイン)が必要です。CISA は悪用を確認しており、ランサムウェアの攻撃で使われたことも分かっています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
Zyxel EMG2926 のルーター(Zyxel の勧告では EMG2926-Q10A)を使っている人が対象です。NVD と Zyxel の勧告では、ファームウェア V1.00(AAQT.4)b8 にこの弱点があるとされています。Zyxel は 2017年に修正を提供したとしていますが、この製品はすでにサポートが終わっています。
何をすればいい
Zyxel は、EMG2926-Q10A はサポートが終わった製品のため、新しい世代の製品に置き換えるよう強く勧めています。インターネットサービスプロバイダー(ISP)から受け取った機器なら、その ISP に問い合わせてください。CISA は、対策が手に入らない場合は製品の使用をやめるよう求めています。
やることチェックリスト
- EMG2926 のファームウェアの版を確かめる
- ISP から受け取った機器なら ISP に相談する
- 新しい世代のルーターに置き換える
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Zyxel EMG2926 Routers Command Injection Vulnerability
概要
Zyxel EMG2926 routers contain a command injection vulnerability located in the diagnostic tools, specifically the nslookup function. A malicious user may exploit numerous vectors to execute malicious commands on the router, such as the ping_ip parameter to the expert/maintenance/diagnostic/nslookup URI.
推奨対応
Apply mitigations per vendor instructions or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る