- ひとことでFortinet の SSL VPN の Web 画面で、メモリがあふれる弱点です。
- 深刻度6.5 警告CVSS v3.1
- まずやることFortiOS を 6.0.5 などの修正版以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-13383 |
|---|---|
| 製品 | Fortinet FortiOS and FortiProxy |
| 深刻度(CVSS) | 6.5 警告CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:N/I:N/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-01-10 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-07-10 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-787(範囲外への書き込み) |
何が起きた
Fortinet の FortiOS と FortiProxy の SSL VPN の Web ポータルで、中継する Web ページの中の JavaScript の href(リンク先)を正しく扱えず、メモリ(ヒープ)があふれる弱点が見つかりました。Fortinet の勧告によると、ログイン済みの利用者が細工された Web ページを開くと、SSL VPN の Web サービスが止まったり、遠くからコードを実行されたりするおそれがあります。この弱点は実際の攻撃に使われたことが CISA によって確認されており、ランサムウェアでの悪用も確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
FortiOS と FortiProxy の SSL VPN の Web モードを使っている組織が対象です。NVD の説明によると、FortiOS は 6.0.0 から 6.0.4、5.6.0 から 5.6.10、5.4.0 から 5.4.12、5.2.14 以前が、FortiProxy は 2.0.0 と 1.2.8 以前が影響を受けます。Fortinet によると、SSL VPN のトンネルモードは影響を受けません。
何をすればいい
FortiOS は 5.2.15、5.4.13、5.6.11、6.0.5、または 6.2.0 以降に、FortiProxy は 2.0.1 以降または 1.2.9 以降に更新してください。すぐに更新できない場合、Fortinet は、SSL VPN をトンネルモードだけで使う、Web モードでは信頼できる Web サーバーにだけアクセスする、SSL VPN を無効にする、のいずれかを回避策として示しています。Fortinet の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- FortiOS を 6.0.5 などの修正版以降に更新する
- FortiProxy を 2.0.1 か 1.2.9 以降に更新する
- 更新できなければ SSL VPN をトンネルモードだけにする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(fortiguard.com)
- 公式の対策の出典(fortiguard.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Fortinet FortiOS and FortiProxy Out-of-bounds Write
概要
A heap buffer overflow in Fortinet FortiOS and FortiProxy may cause the SSL VPN web service termination for logged in users.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る