• ひとことでFortinet の FortiOS と FortiProxy で、ログインせずに最高管理者の権限を取られる弱点です。
  • 深刻度8.1 重要CVSS v3.1
  • まずやることFortiOS を 7.0.17 以降に更新する

何をすればいいかを詳しく読む

基本情報(データから表示)

CVE番号CVE-2025-24472
製品Fortinet FortiOS and FortiProxy
深刻度(CVSS)8.1 重要CVSS v3.1
NVD に登録された、他の機関(開発元など)による評価
詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
KEVへの追加日2025-03-18
米国政府機関の対応期限2025-04-08
ランサムウェアでの悪用悪用が確認されている
弱点の種類(CWE)CWE-288(別の経路を使った認証の回避)

何が起きた

Fortinet の FortiOS と FortiProxy で、本来とは別の道筋を通ってログインの確認を飛ばせてしまう弱点(認証回避)が見つかりました。Security Fabric が有効なとき、上流と下流の機器のシリアル番号を知っている攻撃者が、細工した CSF プロキシの要求を送ると、下流の機器で super-admin(最高管理者)の権限を得る可能性があります。NVD に登録された Fortinet の評価では、ログイン不要の攻撃者が離れた場所から悪用でき、CISA の KEV ではランサムウェアでの悪用も確認済みとされています。

攻撃の流れ

データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。

攻撃の流れ: 1. 攻撃者が上流と下流の機器のシリアル番号を知る → 2. 細工した CSF プロキシの要求を送る → 3. ログインの確認が飛ばされる → 4. 下流の機器で super-admin の権限を得る1攻撃者が上流と下流の機器のシリアル番号を知る2細工した CSF プロキシの要求を送る3ログインの確認が飛ばされる4下流の機器で super-admin の権限を得る攻撃の流れ: 1. 攻撃者が上流と下流の機器のシリアル番号を知る → 2. 細工した CSF プロキシの要求を送る → 3. ログインの確認が飛ばされる → 4. 下流の機器で super-admin の権限を得る1攻撃者が上流と下流の機器のシリアル番号を知る2細工した CSF プロキシの要求を送る3ログインの確認が飛ばされる4下流の機器で super-admin の権限を得る攻撃の流れ: 1. 攻撃者が上流と下流の機器のシリアル番号を知る → 2. 細工した CSF プロキシの要求を送る → 3. ログインの確認が飛ばされる → 4. 下流の機器で super-admin の権限を得る1攻撃者が上流と下流の機器のシリアル番号を知る2細工した CSF プロキシの要求を送る3ログインの確認が飛ばされる4下流の機器で super-admin の権限を得る

誰が影響を受ける

FortiOS 7.0.0 から 7.0.16、FortiProxy 7.2.0 から 7.2.12 と 7.0.0 から 7.0.19 を使っている組織が対象です。Fortinet の勧告では、FortiOS 7.6、7.4、7.2、6.4 と、FortiProxy 7.6、7.4、2.0 は影響を受けないとしています。

何をすればいい

FortiOS は 7.0.17 以降、FortiProxy 7.2 は 7.2.13 以降、FortiProxy 7.0 は 7.0.20 以降に更新されているか確認してください。すぐに更新できない場合、Fortinet の勧告では、CLI で Security Fabric を無効にする回避策が示されています。あわせて、Fortinet の公式の案内を確認してください。

やることチェックリスト

  • FortiOS を 7.0.17 以降に更新する
  • FortiProxy を 7.2.13 か 7.0.20 以降に更新する
  • 更新まで CLI で Security Fabric を無効にする

用語メモ

Security Fabric
Fortinet の複数の機器を連携させて、まとめて管理するための機能です。
super-admin
Fortinet の機器で、すべての設定を変えられる最も強い管理者の権限です。
CLI 用語集で見る
文字で命令を打ち込んで機器を操作する画面のことです。
ランサムウェア 用語集で見る
データを使えなくして、元に戻す代わりにお金を要求する悪意のあるプログラムです。

次に読む

公式情報と元データ

公式情報

元データ(英語・CISA KEV より)を開く

Fortinet FortiOS and FortiProxy Authentication Bypass Vulnerability

概要

Fortinet FortiOS and FortiProxy contain an authentication bypass vulnerability that allows a remote attacker to gain super-admin privileges via crafted CSF proxy requests.

推奨対応

Apply mitigations per vendor instructions, follow applicable BOD 22-01 guidance for cloud services, or discontinue use of the product if mitigations are unavailable.

この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る