- ひとことでApple の iOS や macOS などで、メモリが壊れてプログラムを動かされる弱点です。
- 深刻度7.8 重要CVSS v3.1
- まずやることiOS と tvOS を 12 以降に更新する
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-4344 |
|---|---|
| 製品 | Apple Multiple Products |
| 深刻度(CVSS) | 7.8 重要CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:L/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-06-27 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-07-18 |
| ランサムウェアでの悪用 | 不明(確認されていない) |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-119(メモリバッファの範囲の制限の不備) |
何が起きた
Apple の iOS、macOS、tvOS、watchOS に、メモリ破損(プログラムが使うメモリの中身が壊れてしまう不具合)の弱点が見つかりました。CISA の概要では、プログラムの実行につながる可能性があるとされています。Apple の iOS 12 の案内では、アプリがカーネル(OS の中心部分)の権限で任意のプログラム(攻撃者が好きに選べるプログラム)を実行できる可能性があると説明されています。NVD の評価では、攻撃は対象の機器の上で行うもので、攻撃者の権限は不要ですが、利用者の操作が必要です。実際の攻撃での悪用が確認されています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
iPhone、iPad、Mac、Apple TV、Apple Watch を使っている人が対象です。NVD の説明と CVE の記録では、iOS 12、macOS Mojave 10.14、tvOS 12、watchOS 5 より前のバージョンが影響を受けます。
何をすればいい
それぞれの機器が iOS 12、macOS Mojave 10.14、tvOS 12、watchOS 5 以降に更新されているか確認してください。あわせて、メーカーの公式の案内を確認し、最新の更新を当ててください。
やることチェックリスト
- iOS と tvOS を 12 以降に更新する
- Mac を macOS Mojave 10.14 以降にする
- Apple Watch を watchOS 5 以降にする
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(support.apple.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
Apple Multiple Products Memory Corruption Vulnerability
概要
Apple iOS, macOS, tvOS, and watchOS contain a memory corruption vulnerability which can allow for code execution.
推奨対応
Apply updates per vendor instructions.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る