- ひとことでD-Link の複数のルーターに、外から OS の命令を実行される弱点があります。
- 深刻度9.8 緊急CVSS v3.1
- まずやること機器のラベルで型番とハードウェア版を確かめる
基本情報(データから表示)
| CVE番号 | CVE-2018-6530 |
|---|---|
| 製品 | D-Link Multiple Routers |
| 深刻度(CVSS) | 9.8 緊急CVSS v3.1 NVD による評価 詳細(ベクター)CVSS:3.1/AV:N/AC:L/PR:N/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H |
| KEVへの追加日 | 2022-09-08 |
| 米国政府機関の対応期限 | 2022-09-29 |
| ランサムウェアでの悪用 | 悪用が確認されている |
| 弱点の種類(CWE) | CWE-78(OSコマンドインジェクション) |
何が起きた
D-Link の複数のルーターで、soap.cgi という部分に、外から任意の(攻撃者が好きに選べる)OS の命令を実行される弱点が見つかり、実際に悪用が確認されています。ランサムウェアでの悪用も知られています。NVD の評価では、ネットワーク経由で、ログイン不要、利用者の操作なしに悪用できます。一方、D-Link の説明では、攻撃には設定画面にログインした利用者が必要で、設定画面は初期設定では LAN 側(家や会社の中)からしか使えないとされています。
攻撃の流れ
データをもとに、AIを使用して作成した図です。実際の攻撃は、これと異なる場合があります。
誰が影響を受ける
D-Link の公式の案内では、DIR-860L Rev. A(v1.10b04 以前)、DIR-865L Rev. A(v1.07b01 以前)、DIR-868L Rev. A(v1.12b04 以前)、DIR-880L Rev. A(v1.07b08 以前)が対象です。DIR-868L は、D-Link ですでにサポートが終わっています。
何をすればいい
サポート中の機器は、D-Link の修正版(DIR-860L は v1.11b01Beta01、DIR-865L は v1.10b01Beta01、DIR-868L は v1.20b01Beta、DIR-880L は v1.08b06Beta02)に更新してください。CISA によると、D-Link は CVE-2018-20114 の修正(DIR-860L Rev. B と DIR-818LW Rev. B 向け)でこの弱点も正しく直ると案内しています。サポートが終わった機器は、CISA の求めどおりネットワークから外し、置き換えてください。くわしくは D-Link の公式の案内を確認してください。
やることチェックリスト
- 機器のラベルで型番とハードウェア版を確かめる
- D-Linkの修正版ファームウェアに更新する
- サポート終了の機器はネットワークから外す
用語メモ
次に読む
公式情報と元データ
公式情報
- 公式の対策の出典(supportannouncement.us.dlink.com)
- 公式の対策の出典(supportannouncement.us.dlink.com)
- 公式の対策の出典(supportannouncement.us.dlink.com)
- 公式の対策の出典(cveawg.mitre.org)
- NVD(米国の脆弱性データベース)
- CISA KEV カタログ
元データ(英語・CISA KEV より)を開く
D-Link Multiple Routers OS Command Injection Vulnerability
概要
Multiple D-Link routers contain an unspecified vulnerability that allows for execution of OS commands.
推奨対応
The vendor D-Link published an advisory stating the fix under CVE-2018-20114 properly patches KEV entry CVE-2018-6530. If the device is still supported, apply updates per vendor instructions. If the affected device has since entered its end-of-life, it should be disconnected if still in use.
この元データの出どころ: CISA KEV カタログで見る